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コラム

Nikon Zfをいつまでも使い続けるという選択肢

少し前まで売ろうか悩んでいたNikon Zfを持ち出して、近所を散歩してきました。改めて魅力を認識することができて、ひさびさに写欲が刺激される一日となりました。

近所の無線ショップへ

売ろうかどうか悩んでいたNikon Zfを持ち出して、散歩に出かけてきました。最初に向かったのは無線ショップ。アマチュア無線の関連商品を取り扱っているのが「無線ショップ」で、こうしたお店に足を運ぶのは今回が初めて。いつもはネットで購入していたので、地域にお店があるのであればこれからは利用したいと考えました。

店内は個人の電器店のようなイメージ。無線機やらアンテナがにぎやかに置いてあります。オーナーらしき人が「好きに見てください、何か質問があったら聞いてね」とのこと。いかにも初心者オーラを出していたので、店内を見やすいように気を遣ってくれたようです。気になっていた無線機が置いてあり、思っていたより小さくてキリッとしたたたずまいでした。すぐに購入することはなさそうですが、やはりリアル店舗で実機を確かめられるのはありがたいことです。

お店に入ってオーナーらしき人とも話したので手ぶらで帰る気にもなれず、さて何か小さいものでも買って帰ろうと店内を見回して気付いたのが、入り口横にある書籍コーナー。「アマチュア無線用アンテナお手軽設置ノウハウ」という本を購入することにしました。無線機があってもアンテナをうまく設置しないと交信できないので役に立ちそう。

自宅からバスで15分くらいのところにまさか無線ショップがあるとは知らなくて、たまたま交信した近所の局長さんにその存在を教えてもらっていました。月末の土曜日午前中には近所の人が集まってくるそうで、もしタイミングが会えばまた足を運んで見ようと思います。

Nikon Zfの佇まい

ついこの間まで売ろうかどうか悩んでいたNikon Zf。今日は久々に持ち歩いてみました。キットレンズの40mm f2を付けると、重さはフィルムカメラのFやF2と同じくらいの感覚。それなりにずっしりとした重さを感じます。中級機という位置づけだと思うので、軽ければ良いというものでもなく私にはちょうど良いくらいです。

スペックを語れるほどカメラに詳しくはないものの、Nikon Zfに限って言えば最新のミラーレス機の機能とスペックが盛り込まれていて、これだけ所有していれば他にカメラは必要なさそう。仮に今、新しいGRが発表されても予約することはないでしょう。

スペック以上のNikon Zfの魅力はその佇まい。懐かしいフィルムカメラを思い起こさせるデザインで、軍艦部のダイヤルで露出補正などできるのがうれしいところです。ニコンのフィルムカメラでカメラの操作を覚えた私にとって、以前に所有していたCanon R7はいまいち直感的に操作できず、いつまでも愛着が湧かないまま手放すことになってしまいました。その点、Nikon Zfは、手に持っていて道具として使うことのできる安心感みたいなものがあります。

AUTOモードでスナップを撮っていると、シャッターボタンを押すだけでサクサク撮れてしまうのでおもしろくありません。このカメラを使うような人はマニュアルでの撮影を楽しむ人が多いのでしょうか。明日はマウントアダプターにマニュアルレンズを着けて、試してみることにします。マウントアダプターはSHOTEN FZ1(ニコンFマウントレンズ → ニコンZマウント変換)というタイプをZfと同時に購入しています。見た目がニコン純正風なので選んだだけ。まだ実際にマニュアルレンズを装着していないのでさてどうなることやら。

バス停から見上げた空

Nikon Zfを手放さなくてよかったです

Nikon Zfをいつまでも使い続けるという選択肢

2013年に発売されたDfは当時悩んだ末に購入を見送りました。後から後悔したものの、その時はGRとD600でそれなりに満足していたのです。そのうちに一眼レフが廃れていってDfの魅力を再認識したときにはすでに新品を入手できなくなっていて中古価格も高騰。すっかり買うタイミングを逃してしまっていました。

何が言いたいかというと、Nikon Zfはニコンファン、かつ、フィルムカメラからのカメラ好きなら長く使えるカメラなのでさっさと手に入れておいた方が良いということ。最新機種を次から次へと乗り換える楽しみ方とは別に、Nikon Zfをいつまでも使い続けるという選択肢もありでしょう。少し前まで手放そうとしていた私が言うのも何ですが。


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