Riverside.fmを使ってポッドキャストのリモート収録をしてみた
接近している台風10号のせいで、今日予定していたポッドキャストの収録をリモートに変更しました。無事に配信予約を終えることができてホッとしているところです。
台風が収録日に直撃
台風10号が九州を縦断しています。ちょうど今日、ポッドキャストの収録を予定していたので急きょリモートで対応することに。いろいろ調べるとZoomを使うのが一番簡単そうなのですが、利用している配信プラットフォームSpotify for Podcastersが連携しているRiverside.fmを使ってみることにしました。事前にテストをすることもできずにぶっつけ本番。なんとか収録、配信予約まで完了させることができました。
これまではレコーダーで収録したWAVファイルをGaragebandで各エピソードに分割、そしてmp3ファイルに変換し、Spotify for Podcastersのアプリ上でバックグラウンドミュージックをつけて配信していました。ところが7月からアプリ上での加工ができなくなってしまい、今後はRiverside.fmを使ってくれとのアナウンスが発表されています。
今回もバックグラウンドミュージックは付けられず、音声ファイルをそのまま配信することに。このあたり不便になってしまったと感じているのは私だけでしょうか。以前に使っていた音源をRiverside.fm上でも付けられるようにしてもらいたいものです。そもそも私が知らないだけで、Spotifyでポッドキャストを配信するというのは少数派なのでしょうか。
また複数回のエピソードをまとめて収録しているときに、私が触った限りでは音声ファイルを分割してアップロードすることができないようでした。今回のように4回分をまとめて収録しようとすると、各エピソードの収録を終えるたびにSpotify for Podcastersへのアップロード作業が発生してしまい、そのたびにアシスタントのにしべちえさんをお待たせすることになってしまいます。もう少し、さくさくと収録できるようなインターフェイスになるとうれしいです。
全体の感想としては、なんとかSpotify for Podcastersからの配信予約をすることはできたものの、使い勝手はいまいち。以前にアプリ上で完結できる便利さを享受していただけに、連携しているとはいえ外部サービスを使わざるを得ないのは何かを無理強いされている感じがしてしまいます。次にリモートで収録する際には別の方法を選択するかもしれません。このままの状態が続くのであれば、プラットフォームを変更することもあり得ますね。
初めてのリモートでの収録
今まで対面で収録していたので、リモートだと少し話しづらかったです。ビデオオフにしていたのも影響があるのでしょうか。台風の音やスマホの通知音が時折耳に入ってきて、収録環境としてはいまいちな日でした。やはり、日程の調整がつくのであればリアルで収録するのが一番です。いつも使わせてもらっている、元採銅所小学校の放送室がいかにありがたい環境か再認識することができました。
今日の私の環境はMacBook ProにAKG社のLYRAというUSBマイクを接続。オンラインでの打ち合わせや講演が一気に増えたときによく使っていた組み合わせです。最近は無精して内蔵マイクとスピーカーばかりを使っていましたが、やはり外付けマイクは音が良いのでお勧めです。発売当初は15,000円くらいしていたものが、今では実売価格で1万円を切っています。自宅で仕事をする自営業なら、持っておいて損はないマイクだと思います。
74回目まで収録した
情報発信の媒体のなかでも、音声メディアというのは始めやすいものです。ブログのように文章を仕上げる必要もなければ、動画のような編集もほぼ不要。スマホのアプリからすぐに配信可能なので、最初の媒体にお勧めです。たまたま私はこのブログをメインに情報発信をしていますが、もしどなたかにアドバイスするとすればポッドキャストを勧めることでしょう。
今日収録したのは9月に配信する74回目までです。ポッドキャストを立ち上げた当初からの目標は100回配信することだったので3/4まで辿り着いた感じ。このまま配信することができれば、来年3月末に100回目を迎えられそうです。101 回目からもそのまま続けるか、ちょっとコンセプトなどを変更するかはこれから考えることにします。まずは継続することがなにより重要で、自分を知ってもらうためにも声を届け続ける必要があります。ほとんどの人が74回も続いていないので、それだけでも我ながら大したものだと思っているところです。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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