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コラム

ひさしぶりに千葉そごうへ行ってみた

今日は土曜日なので最近考えていることを書いてみます。

「はい、はい」と唱える

それほど大した事ではなくても面倒臭い人に引っかかってしまった時に思考を引きずられると、負のオーラに取り込まれてしまいます。そんな時には、自分の中で「はい、はい」と唱えて、適当にあしらって対処してしまうように心がけています。この言葉のニュアンスは「はい、またやってきましたね。はい、適当に対応します」といった感じ。表面上はいつものように振る舞っていますが、内心では予防線を張っているわけです。

中小企業支援でも同じ。感性の合わない経営者というのはどこにでもいますし、残念ながらそうした経営者とのやりとりも発生してしまいます。仕事の役割は果たしますが、それ以上深くは関わりたくないというのが率直なところで、心の中で「はい、はい」と唱えていたりします。補助金ばかりを気にしていたり、自分で行動せずに答えばかりを探していたり。そうした方に私ができることはあまりありません。

また、なんでもかんでもとりあえずふっかけてくる人物とも積極的に関わらないようにしています。あわよくば自分の言い分が100%通ることを期待しているらしく、無駄な駆け引きを仕掛けてくるのです。そうした人物を相手にするのはこちらの労力の無駄。丁寧に相手をしつつ、言質を取られないようにあしらってしまうことにしています。

感性の合わない人と関わらねばならない時は相手のペースに巻き込まれないように、そして自分の軸を確かに持って対峙するようにしています。

福岡空港の門限

昨日は東京から福岡への移動でした。当初は19時ちょうど発のフライトでしたが、到着機遅れで最終的には19時50分の出発になってしまいました。そうなると気になるのが福岡空港の門限です。22時を過ぎると着陸できなくなるそうで、北九州空港に降ろされるならまだしも羽田に戻るようなことになったら困ってしまいます。案の定、福岡空港が混雑していて北九州市上空で待機を余儀なくされました。3周ほど同じ所を回って、着陸したのが門限22時前ギリギリ。自宅に着いたのは23時前でした。

着陸直前にはCAさんが申し訳ありませんと言いながら飴を配っていました。フライトが1時間遅れたことのお詫びが飴というのはなんだかなという感じ。機材の到着が遅れたという理由も、よく考えたら航空会社の都合なわけで遅延の理由になっていないような気もします。飴1つで不満を抑えられると思っているなら、少し残念な気がしてしまいます。

羽田空港に向かう直前は、千葉ポートパークにてアマチュア無線で遊んでいました。フライトが遅れると分かっていれば、あと少し交信することができたのに。そんな貧乏臭いことをつい考えてしまい、イチゴ味の飴を舐めながらイライラしてしまいました。

羽田→福岡を飛行機が飛んだ経路

門限ギリギリの着陸になってしまいました

ひさしぶりに千葉そごうへ行ってみた

久しぶりにJR千葉駅に足を運んでみました。すっかりきれいになっていて、以前の少し田舎っぽい雰囲気は消し飛んでいました。千葉そごうに入ってみると、以前と変わらぬ雰囲気であることに驚きました。家業の代表取締役を務めていた時、東京に出張してくると必ず足を運んでいた百貨店の1つ。ただし館内を歩きまわってみると、建物の雰囲気は変わらないものの、活気というかざわめきが感じられません。買い物している様子の人が少ないのです。

駅ビルの華やかな感じと比べると、時代に置いてけぼりにされているような空気感です。私が以前と変わらぬ雰囲気と感じるという事は、9年前から進化していないとも言えます。これでは消費者が駅直結の商業施設に引き寄せられてしまうのも無理はないなと思いました。

紳士用品の売り場を覗いてみると、エスカレーター近くではネクタイがたくさん並べられていました。スーツを着て働く人が10人に1人ぐらいになってしまっているというのに、フロアの一等地をネクタイが占めているのには違和感を覚えてしまいます。よくも悪くも百貨店らしさを残している安心感は感じましたが、買い物の高揚感を感じられる施設ではなくなってしまったようです。

同じグループの池袋西武は祖父に連れられてよく通っていた百貨店です。その池袋西武も改装前でいろいろ変化が訪れているそう。見るたびにがっかりしてしまうので、この頃は池袋西武の中に入るのが嫌になってしまいました。百貨店業界の売り上げは好調なようですが、文化の発信地としての魅力は薄れているように感じます。数字だけを追っていてもそれなりのリサーチはできるのでしょうが、現地に足を運んで空気感を感じ取ることも時には必要です。有意義な視察になりました。


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