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コラム

iPadを購入した

ふと思い立ってiPadを購入しました。

母親用に

母親が現在どのタブレット端末を使っているのか思い出せず尋ねたところ、何も使っていないと答えがありました。どうやら以前に渡していた、私のお下がりのiPadは、とっくの昔に使い物にならなくなっていたようです。そこで新しいiPadを購入してあげることにしました。

明日から東京方面へ出張予定なので、どこかのタイミングで実家に立ち寄り、Wi-Fiの設定などをしてしまうつもりです。それ以外の細かいアプリのインストールなどは、妹たちに託すことにします。「必要無い!」などと言われるかなと思いましたが、どうやら本人は素直にうれしい様子。YouTubeで動画などを見るのも楽しんでいるようなので、iPadがあれば便利でしょう。購入したのは現在Apple Storeで選べる1番安いモデル。10.9インチiPad Wi‑Fiモデル 64GB。スペックに特に不足は無いはずです。

アンドロイドやAmazonのタブレット端末も見てみましたが、自分が手にしたことが無いのでさっぱりわかりません。どうやら、価格はiPadよりもお値打ち。でも、初期設定などをやりきる自信が無いので慣れているApple製品を選びました。Apple信者というわけではありませんが、他に有力な選択肢がないので選び続けているだけ。我ながら良いお客さんだと思います。

ちなみにアマチュア無線のソフトはまだまだWindowsが標準で、Mac対応は少ないです。多くのアマチュア無線愛好家が使っているソフトもWindowsにしか対応していないので、Mac使いの私は肩身の狭い思いをしています。さらにはスマホと無線機を接続するのにも、アンドロイドのみが対応しています。iPhoneにも対応するようになったら、利用者が少しでも増えると思うのですが。

iPadは陳腐化が遅い

私はiPhoneを2年ごとに機種変更しています。現在使っているiPhone 14 Pro Maxは2023年春に手に入れたもの。いつも通りであれば、来年春にiPhone 16(そろそろ発表されるのか?)に買い換えるつもりです。iPhoneは1日のうちで最も長い時間手にする道具です。そのため、古い端末を我慢して使い続けるのではなく、計画的に新しいモデルに買い換えるようにしています。iPhoneがサクサク動かないと、仕事の生産性に直結するのです。

一方で、iPadは機能の陳腐化がそれほど急速に感じられません。私が現在使っているiPad Proは2020年に購入したもの。グラフィック性能を求められるゲームをするわけでもなく、せいぜい日経電子版を読んで、スピンバイクを漕ぎながら動画を見るくらいなので、私にはスペックが過大なくらいです。もう4年以上使っていますが、今のところ買い換える予定はありません。

今回も母親にiPadを渡すために、私が最新機種に買い換えることも検討しましたが、仮に11インチiPad Air Wi-Fiモデル 256GBを買おうとすると114,800円します。今使っているiPad Proに特に不満がないのに買い換えるのも気が引けたので、母親に新しい端末を購入することにしました。お下がりを送ってこられると思っていた母親は喜んでいるよう。とりあえず早めの誕生日プレゼントだと言っておきました。

Apple製品の出荷完了画面

iPadを購入しました

アナログの道具は年を経るごとに味わいも増していく

仕事のために使うデジタル端末はスペックを惜しむべきでないと考えています。費用を惜しんで低スペックのものを使ってしまうと生産性が上がらず、後から後悔することになります。そんな思いをするくらいであれば、最初に多少背伸びをしてでも上位モデルを手にするべきだと考えています。

同じ考えで、私はMacBook Proを3台乗り換えて使ってきています。動画の編集など行わないのでスペック過大ではありますが、予算の都合がつくのであれば、スペックに余裕のあるMacBook Proにしているのです。現在使っているのは昨年買い換えたMacBook Pro M3 。今のところ何の不満もなく使うことができています。iPhoneと同じく、毎日リュックに入れて持ち運んでいる道具です。

一方で、アナログの道具は長年使い続けているものばかりです。名刺入れは家業でアルバイトを始めたときに買ってもらったもの。もう25年ほど使っているでしょうか。また万年筆は家業の代表取締役を退任したときに、自分へのご褒美として購入したもの。9年以上、1本の万年筆を使い続けていて、経営者と対話するときに欠かすことのできないアイテムです。

デジタル端末は陳腐化が早いですが、アナログの道具は年を経るごとに味わいも増していくように感じます。


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