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コラム

Nikon ZfとTamronの150-500mmで陸上競技を撮影してきた

今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。

カメラと写真

陸上部に入っている中学3年生の息子が最後のレースだと言うので、カメラを持って応援してきました。何度か観に来たことはありましたが、今日はいよいよ最後のレース。1枚だけでもパリッとした写真が取れれば良いと思っていたところ、何とか役目を果たすことができました。カメラはニコンのZfにレンタルしたタムロンの150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057という望遠ズームレンズ。運動会でも持て余したくらいなので、トラック競技を撮影するのには少し大きすぎました。高校でどの部活に入るのかまだ決めていないようですが、また試合を見に行けることを楽しみにしています。

私の趣味の一つがフィルムカメラを集めることです。あくまでカメラ本体に興味があって、写真を撮るという行為にはそれほど執着はありません。デジタルカメラは数年で陳腐化してしまい、バッテリーが入手できなくなれば起動すらできなくなります。でも機械式のフィルムカメラはメンテナンスさえしていれば、数十年前のカメラでも何の問題もなく撮影可能。フィルム感度と露出とシャッタースピードを組み合わせて適正露出を得るプロセスを楽しむことができるのです。

カメラが好きなのだから写真も上手だろうと思われがちですが、そんな事はなくて、普段は撮りっぱなしのスナップばかりです。RAWデータからの現像もしていません。今日のような動きのある被写体を撮るときは、1枚だけでもまともな写真が撮れれば良しとしているくらいです。

近いうちにプロフィール写真を更新しようと考えています。もう47歳になるので、こまめに更新しないとプロフィール写真と現物があまりに違うとクレームになってしまいそうだからです。来週仕上がるはずの着物で撮ってもらうのも面白いかもしれません。前回はスタジオで撮影しましたが、今度はどこで撮ってもらおうかと考えているところです。

「街道をゆく」を読み始めた

司馬遼太郎の「街道をゆく」を読み始めました。確か両方の祖父の本棚にあったように記憶していますが、これまでなんとなく手に取ったことがありませんでした。坂の上の雲、竜馬がゆく、翔ぶが如くなど司馬遼太郎の小説は大好きですが、紀行文ということでいまいちそそられなかったのです。しかし、歳のせいか紀行文に興味を持つようになっていつかは読まねばならないなと考えていた本でした。

実際に読み始めると、あっという間に引き込まれています。司馬遼太郎は小説の合間に歴史や地域の背景を長文で説明する場面が度々ありますが、まさにそのテイストで文章が綴られていきます。第1巻は滋賀県・奈良県の街道から始まります。京都に住んでいたことがあるので、なんとなく土地をイメージしながら読み進めていくことができています。

この街道がゆくシリーズも、Kindleのセールでまとめ買いしておいたものです。Amazonのプラットフォームに依存している電子書籍であることは百も承知ですが、iPhoneでの快適な読書体験を一度してしまうと、もはや紙の本には戻れません。

秋までには京都の比叡山と、大阪の生駒山に登ってみたいと考えています。登山が目的ではなくて、アマチュア無線の交信をするためです。ついでにもし時間があれば、街道をゆくで紹介されていた石上神宮に足を運んでみたいと考えています。

陸上競技場のベンチ

さっと雨が降ったおかげで涼しい風が吹くときもありました

「稲盛和夫の実学」をお渡しした

先日、顧問先の将来の経営者さんに「稲盛和夫の実学」という本をお渡ししました。まだ社会人数年目で会計について学んだことがないと聞いたので、手初めにこの本でも読んでもらいたいと思いついたものです。かつて私が初めて管理部門に配属された際、その時の上司が手渡してくれたのもこの本です。事業に携わるのであれば「数字は苦手」などと口にすることは許されません。簿記などの勉強に進む前に、まずはこの本で会計について基礎的な素養を身に付けることをお勧めしています。

代表取締役を務めていた間に、何度か従業員に本を手渡したことがあります。何らかの感想などを聞きたかったのですが、残念ながらそれらしい会話をするには至りませんでした。今でこそリスキリングなどという言葉を聞きますが、当時は「死ぬまで勉強し続けろ」といっても誰の心にも響きませんでした。学び続けない文化を作ってしまったのは経営者の責任で、従業員が悪いのではありません。

従業員が思うように行動しないのは、それは経営者の責任です。しかしあらゆる手段を尽くして、それでも文化を変えられないのであれば、事業を存続させるために従業員を入れ替えることも検討しなければなりません。そのあたり、きれいごとだけで経営ができるはずもなく、ときには冷徹な判断も迫られるのが地方中小企業の経営者です。


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