地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

メルマガを20号発行して気づいたこと

私の情報発信のベースはこのブログで、他にポッドキャストとメルマガでも発信しています。平日のみ配信しているメルマガは始めたばかりで、ようやく20号になりました。

情報発信のペースを掴む

先月から新しいメルマガを発行し始めています。地方中小企業の経営者に向けて経営判断に役立つ選択肢を提示する、というのがコンセプト。平日のみに発行していて、今日までに20号を発刊することができました。利用しているプラットフォームは「まぐまぐ」。今のところ特に不満もなく使わせてもらっています。

情報発信はまず始めて、そして継続することが何より重要だと考えています。このメルマガも20号まで継続することができて、ようやくペースを掴めた感じがしています。前日の夕方までに下書きをし、ブログのアップロードと同時に清書し、翌朝の配信予約をしています。ペースさえ掴めればこちらのもので、後は日々の習慣に組み込んで発信し続けていくのみです。

情報発信を継続できない人には、最初の数回のコンテンツ作成に力を入れすぎてしまい、とてもじゃないけれども継続できないとあきらめてしまうパターンがあるようです。もちろんコンテンツは重要ですが、継続できなければ意味はありません。何よりも大事なのは情報発信を継続することです。

ネタを考えるのが最も気を使う

メルマガのネタは、以下の8項目の中から、1つを選んで、経営者に行動を促すような提案をする体裁にしています。

1.労務(ヒト)

2.製品・サービス(モノ)

3.経理財務(カネ)

4.知の探索(サーチ)

5.ビジョン

6.営業

7.顧客・取引先

8.健康

例えば、今日配信したメルマガであれば、6.営業「名刺を適切に管理しよう」というテーマでコラムを書きました。この8項目にしているのは、経営にまんべんなく目配りをしてほしいから。得意の営業だけに注力したりだとか、社長室にこもって数字だけをいじったりだとか、バランスを欠いた経営者になってほしくないのです。得意なことも不得意なこともバランス良く見渡すようにし、不確実な将来に向かって少しでも確度の高い経営判断をしてもらいたいと願っています。

こうした形式を思いついたのは、かつての自分が社長として何をすれば良いかわからない時期があったからです。何の準備もなく代表取締役に就いてしまい、自分のペースを掴むまでに少し時間がかかってしまいました。また中小企業支援家として活動する過程では、多くの経営者が孤独に悩んでいるのを垣間見てきました。そんな彼ら彼女たちに役立つ情報発信を続けていきます。

また、伝えようとする項目を事前に定めているので、日々のネタ探しに頭を悩まさずに済みます。例えば、明日配信予定のメルマガでは、7.顧客・取引先についてコラムを書けば良いとわかっているので、ゼロから何かを生み出すより数段作業が楽になります。

ノートパソコンを操作する人

キーボードを叩く時間がますます増えてきています

ブログが役に立っている

私の情報発信のベースはこのブログです。毎日1,700文字程度の記事を書き続けているおかげで自分の思考の軸が定まり、地方中小企業の経営者に伝えるべき「言葉」を可視化できるようになりました。このブログがあるので、メルマガを平日に毎日発刊してもそれほど負担感はありません。既に情報発信のベースがブログでできているので、伝えるべきネタの引き出しが既に用意できているからです。

私はたまたま言葉を選んだりするのが好きなので、ブログを情報発信のベースに選びました。人によっては動画や音声メディアを選んでももちろん構いません。大事なのは情報発信のベースを定めて継続すること。そして余裕があれば他の媒体での発信を増やし、さらに多くの見込客に声が届くように仕組みを作っていければ良いと考えています。

ブログの次にはポッドキャストを始めました。毎週1回配信していてこれまでに62号を数えています。まずは100号を目標に継続しようとしているところです。ポッドキャストの運営が軌道に乗ったので始めたのがこのメルマガで、媒体を複数持つことで感性の合う見込客と出会える確率を増やしたいと願っています。

先日、立て続けに知人から「ブログでしっかりと発信しているね」だとか、「(ブログで書いた内容について)うまくいってよかったですね」などと反応いただく機会がありました。逆説的な言い方になりますが、情報発信は誰の目に触れなくても構わないと思いながら続けています。数字を気にして発信するのではなく、あくまで自分を知ってもらうためのコンテンツを提供することに徹しています。その結果どなたかに気にしてもらえば良いと思っています。こうして実際に声をかけてもらえると、少なくともこのお二人には私の思いは通じていると言うこと。SEOだとかの数字よりもリアルな反応を得られると、情報発信を継続する何よりのエネルギーになります。


メルマガ詳細


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP