情報発信を途絶えさせるデメリット
今日は久しぶりにブログの記事を書くのに苦労してしまいました。いつものペースで書き終えた記事をボツにし、さらにその次に書き始めた記事も途中で諦めてしまうことに。たまにはこんな日もあります。情報発信を途絶えさせるデメリットについて書いてみます。
書きかけの記事を没にした
たまにあることなのですが、書きかけたブログの記事をボツにすることがあります。今日もこの記事の前に二つの記事を書いています。
一つは完全に書き上げていて、後はアップロードするだけだったのですが、ふと今日アップロードする内容ではないなと考えてしまいボツにしました。もう一つの記事は半分ほど書いたところで気持ちが乗らなくなってしまい、書き換えることもせずに同じくボツに。土曜日はお茶のお稽古の前にバスターミナルで書くことが多いのですが、いつものように下書きを書き終えることができずモヤモヤとした気分のまま教室に向かうことになってしまいました。
毎日更新することだけが目的ならば、2本もボツにするような行為は非常にもったいないことです。とりあえずアップロードすればその日のノルマは達成されるのですから。しかし、情報発信の目的が見込客に「知ってもらう」ことなので、今の自分を適切に表現した内容でないのであれば勇気を持って記事をあきらめるようにしています。
こうして記事を二つもボツにしてしまい、夕食後になっても何をネタにしようか思い浮かばず困っていたところ、ふと考えついたのがこの記事のテーマです。このままブログの更新が途絶えてしまうなんて困るなぁなどと考えていたところ、情報発信を途絶えさせるデメリットについて書いてみようと思いついたのです。ネタさえ決まれば後は何とかなるもの。こうして3本目の記事を書き始めているのです。
一度始めた事は何があってもやり切る
こうして何とかかんとかこのブログを毎日更新し続けていて、情報発信によるメリットを享受できています。自営業にとって自分のことを知ってもらうというのはとても大事なこと。なぜなら、自分が1番の商品であるからです。事前に自己開示しておくことで見込客とのミスマッチが生じづらくなり、価値を提供できる見込客と出会える確率が高まります。
一方で、一度始めた情報発信を途絶えさせてしまうのは単に何かが止まるだけでなく、大きな損失を発生させかねません。例えば、独立開業したばかりの士業がブログを数回更新しただけでやめてしまっているとどう受け止められるでしょうか。「最初は意気込んでいたのに続けられなかったのだな」とか「業者の言いなりでブログを作ったものの、発信すべき内容を持たない人だったのだな」といった悪い印象を与えかねません。
中途半端に始めて途絶えさせてしまうくらいであれば、最初から手をつけない方が良いくらいです。一度始めた事は何があってもやり切るというのは顧客が外注先に対して求めることの一つ。たかが情報発信ではありますが、見込み客はその振る舞いをよく見ているものです。
再開すればいい
情報発信を途絶させてしまったとしても、まだ挽回する事は可能です。単純に再開すれば良いのです。ウェブサイトをリニューアルする必要もありませんし、新たな媒体に手を出す必要もありません。以前の媒体を再開し、淡々と発信を再開するだけです。
よくあるのが情報発信を再開するにあたって、新しい媒体を選んだり別のアカウントを立ち上げたりしてしまうこと。ある事業者はアメブロなどを立ち上げ、その都度長続きせずに放置してしまうことを繰り返していました。媒体を立ち上げたらすぐに集客につながると勘違いしていた様子で、1つ、2つの記事をアップロードして集客に結びつかないとわかるとすぐに飽きて放置してしまっていたのです。
過去をリセットして新しく始めたいという思いは理解できますが、人によっては情報発信の残骸をいくつも抱えることになりかねません。過去に立ち上げた媒体があるのであれば、まずは何食わぬ顔で再開することをお勧めします。
情報発信は多くの事業者が満足に手がけていないからこそ、継続できさえすれば競合に差をつけることが可能です。まず始めて、そして継続することが何より大事。継続したその先に新しいご縁が待ち構えているはずです。
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