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コラム

低山をウロウロするようになって用意したもの

このところ山頂からアマチュア無線の交信を楽しんでいます。外遊びをするようになって新たに購入したものについてなど書いてみます。

アマチュア無線を楽しむために少しでも高いところへ

アマチュア無線での交信を楽しもうとすると、少しでも高いところから電波を出した方が多くの局長さんとつながる可能性が高まります。しかし、私の無線機は軽快さと引き換えに出力が最大5Wしかありません。そこで福岡市近辺の低山に登り、交信を試みることにしています。

実際に低山に何度か登ってみて感じるのは、面白い場所から電波を出すとそれに応えてくれる局長さんがいること。せっかく山の上まで登ったのにどなたとも交信できなければ寂しくなってしまうところですが、ありがたいことにこれまで多くの局長さんに交信をしてもらうことができています。

中には「先週もどこかに登っていましたね」などと声をかけてくれる方もいて、交信には至らなくても私の声をどこかで聞いてくれているようです。アマチュア無線という趣味を楽しむ人が減りつつある今、私自身が楽しめる事はもちろん、少しでも交信の機会を増やすことになるのであれば、山にも登りがいがあります。

こう書いていると、山に登ることやハイキングがもともと好きだったように思われるかもしれませんが、私はどちらかと言うと山に登るのが嫌いです。すべてはアマチュア無線を楽しむために、少しでも高いところに行こうと場所を探しているだけ。ロープウェイなどが山頂までつながっている山があれば、喜んで乗らせてもらうつもりです。

トレッキングシューズ

先月に自宅近くの低山を初めて登った時には、普段履いている靴でするすると登ることができました。特別な靴などなくても登ることができるとつい油断してしまいましたが、下山する時に何度か足を滑らせてしまいました。こんなものなのかなと思いつつ、ソールを見てみるとすり減っていてツルツルになっている状態。これでは危ないなぁと思い、トレッキングシューズを購入しました。

トレッキングシューズを履いて別の山に登ってみると、足元の安心感が全く違うことに気づきました。足首までしっかりと守られていて、さらにソールがしっかりと地面を捉えてくれます。ゴアテックス製のものにしたので、多少の水濡れを心配する必要もありません。低山ハイキングといえども、トレッキングシューズは絶対に必要な装備です。

トレッキングシューズを履いている人の休憩

しっかりした靴を履いて登ります

エマージェンシーキット

先日、山中で遭難した人がアマチュア無線で救助を求めた事件が報道されていました。幸い、声を聞いた局長さんから救助の手配が行われ、無事に帰宅することができたそう。無線機は趣味の道具でもありますが、外遊びの最中に遭難した時など非常時には身を助けてくれるアイテムでもあるのです。

これまで3回自宅近くの低山に登ってみました。改めて登山関連のウェブサイトを見ていると、エマージェンシーキットを持ち運ぶように啓発しています。絆創膏や虫刺されの薬などを用意しておき、いざという時に初期的な対応ができるように備えておけというのです。そういえば以前にシーカヤックに乗っていた時も、防水バックの中にはエマージェンシーキットを入れていました。

日帰りの低山ハイキングなので荷物はできるだけ減らしたいところですが、最低限のエマージェンシーキットを用意することにしました。無線機を持ち歩いているからとつい油断していましたが、絆創膏、虫刺されの塗り薬、滅菌ガーゼ、サージカルテープなどをさっそく購入。他の荷物と区別がしやすいように、明るい色のドライバッグに入れておくことにします。

シーカヤックを漕ぎ始めたときに、お世話になったガイドさんに教えられたことの1つが、「外遊びは自己責任」ということです。登山アプリを入れているからといって道迷いのリスクがゼロになるわけではありませんし、低山だからといって登山道から滑落する危険性が無くなるわけでもありません。外で遊ぶからには、それなりのリスクが伴うもの。リスクをリスクとして認識し、最低限の備えをした上で山頂からの交信を楽しもうと考えています。

次回は糸島市にある可也山に登ってみるつもり。天気予報を見ていると、1週間後の日曜日は雨マークが消えています。標高365メートルから交信できるか、今から楽しみにしているところです。


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