地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

メルマガの読者が1人登録された

発行し始めたばかりのメルマガに読者登録してもらうことができました。

最初の一歩

発行し始めたばかりのメルマガに、早速、1名登録していただいています。たった1名ではありますが、その最初の1歩がとてもうれしいです。せっかく情報発信をしていても、想定していた対象に届いているかいないかはとても気になるもの。まずは0が1になったということが、自分の中で大事なのです。

地方中小企業などに情報発信を勧めていると、たった1回何かを発信しただけで見込客から問い合わせが殺到するようなイメージを持つ人がいます。「1度や2度発信したところで何の反応もありません」と伝えると途端にしらけたような顔をする人がほとんど。でも最初しばらく反応がなかったとしても、継続して発信を続けることで、いつしかファンが自然と増えていきます。そのためにも重要なのは、独自のコンテンツを発信することと継続して取り組むことです。

外からの視線ばかりを気にしてしまい当たり障りのない内容を発信してしまったり、どこかの誰かが書いているようなことを発信したりしても、想定している対象の心に刺さる事はありません。勇気を持って自己開示して、自分だからこそ伝えられる内容を発信することが求められます。

しかし数字は気にしない

最初の1人どなたかに登録してもらえたと数字をチェックしていますが、今は特に読者数を気にするつもりはありません。これはブログでも同じです。SEO対策などに踊らされて、Googleアナリティクスの数字ばかりを気にするようになっては本末転倒です。数字はたまに気にするくらいがちょうど良いと思っていて、毎日チェックして一喜一憂するのは時間の無駄です。そんなことに気を遣うくらいであれば、自分ならではの視点で発信できるネタを探したほうがマシ。

XなどのSNSを運用している地方中小企業が陥りがちなのが、フォロワー数の増減にとらわれてしまうことです。当初は自社のファンを増やすのが目的のはずだったのに、いつしかフォロワー数を増やすことだけに担当者の意識が行ってしまうのです。こうなると、自社のビジョンなどと何の関係もないバズることだけが目的の発信をしてしまいがちです(そしてバズり目的の発信は滑ることがほとんど)。その発信が本当にファンに喜んでもらえるのかどうかを考えながら、コンテンツを作成してほしいものです

ある関与先では、経営者が独自の世界観での情報発信を2年近く続けています。ところがフォロワー数はまだ数百人。見方によっては拡散力に欠けているように見えるかもしれません。でも経営者はフォロワー数の増減をそれほど気にせず、軸を持って発信をコツコツと継続しています。そうしていると不思議なことに、世界観に共感した会社などとのご縁がつながっていきます。フォロワー数は少ないものの、本来の情報発信の目的であったファンを増やすことに確実につながっています。

メルマガ「経営の選択肢 今日何をする?」のカバーアート

メルマガ「経営の選択肢 今日何をする?」のカバーアートができあがりました

単純に数字を増やすだけであれば簡単

このブログも始めた当初は、ほとんどどなたにも見られることのないウェブサイトでした。ところがこの半年くらいで急速にページビュー数などの数字が増加しています。Googleアナリティクスを見てみると、どうやら「Nikon Zf」などのキーワードで訪れる人が増えているようです。

単純に数字だけを増やそうとするのであれば、こうしたキーワードに対応した記事を作成すればいいだけのこと。でも、それがこのウェブサイトの目的である、私の見込み客を増やすことには繋がりません。見込み客に私がどういう人間であるかを知ってもらうために、カメラやアマチュア無線などの趣味については語りますが、それ以上どこかの誰かが書いているような文言でカメラについて語るつもりはありません。

数字だけを増やそうとするのであれば、ある意味簡単なことです。多くの人が興味を持つような流行のトピックを取り上げれば良いだけのことなのです。ところがそれでは情報発信の目的である、ファンを増やすことにはつながりません。メルマガの読者数やブログのページビュー数などはたまに確認するくらいがちょうど良いと思っていて、数字に振り回されるようになったら本末転倒です。まずは読者が1人生まれた、それだけで私は満足です。


メルマガ詳細


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP