地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

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コラム

メルマガの第1号を配信して考えたこと

ちょうど今日、メルマガの第1号を配信しました。このブログを情報発信のベースにしつつ、より多くの人と関係性を築くために媒体を増やしてみます。

ブログを書いていてよかった

今日から新しいメルマガを発行し始めました。プラットフォームには「まぐまぐ」を利用していて、無料のメルマガという体裁でスタートしました。想定している読者は地方中小企業の経営者で、彼ら彼女たちが日々取り組むべきことを私から提案させてもらうというスタイルのメルマガです。

なぜこのような内容にしたかというと、私自身が家業の代表取締役を務めていた際に、当初は日々何をすれば良いのかわからない時があったからです。ある日急に社長になってしまったので、代表取締役として掲げる明確な展望やビジョンがあったわけでなく、日々何をすれば良いのか思い浮かばない時もあったのです。その後、中小企業支援家に転身して多くの地方中小企業の経営者と対話するようになると、自らのビジョンを実現するために逆算して行動している人が少ないことに気づきました。社長になったばかりの頃の私と同じ状態です。今回発行し始めたメルマガでは、そうした経営者の羅針盤になるような、具体的な行動を提案することにしています。

こうして新しい媒体を立ち上げるとゼロから全てを準備するように思われがちですが、実際のところはこのブログが基盤になっています。2年間のブログの蓄積があるからこそ、まっさらの状態から全てを考える必要がなくメルマガを立ち上げることができました。もしこれがブログでの情報発信を一切手がけていなかったらと考えると、最初のメルマガを発行するのにも大きな勇気が必要だったことでしょう。「語るべきこと」をすでに文章化できているというのが大きいのです。

他の媒体での周知が必要

メルマガを発行したからといって、いきなり多くの読者が登録してくれるわけではありません。積極的に周知することで初めて読者が増えていきます。このあたり、ドブ板営業が必要なことはその他多くの販促策と同じ。すべてを解決するような魔法の杖など存在はしないのです。

ちなみに、メルマガの登録フォームは下記のリンクです。よかったら登録してみてください。

メルマガ詳細

メルマガを配信した私がまず行ったことは、既存の媒体での周知です。この記事の下部には、以前からポッドキャストへのリンクを貼り付けています。同じようにメルマガの登録フォームへのリンクを貼り付けました。またもう一つ運営しているウェブサイトでもメニューと固定ページで、メルマガへの導線をつくりました。

インフルエンサーでも何でもない私ですが、こうした地道な仕掛けが何より重要だというのは身に染みているところです。このブログも当初はほとんどどなたの目にも触れない状態でしたが、2年間コツコツ発信しているといつの間にかGoogleアナリティックスの数値も上昇していきました。ブレずに自分の言葉で発信し続けることで、徐々にリピーターが増えていったのです。

「まぐまぐ」の配信者管理画面を見てみると、読者数を増やすための豊富な有料メニューが用意されているようです。1番高額なものだと1,600,000円のプランもあるそう。読者数3,000名増を確約してくれるものだそうで、お金を払った分だけ様々なところで登録を促してくれる仕組みです。こうした有料メニューをいずれ使うこともあるかもしれませんが、まず大事なのは発信を継続することと、自分の媒体での周知を徹底することです。配信するコンテンツが軌道に乗っていないのに、慌ててPRに課金したところで読者はついてきてくれないことでしょう。まずは地に足をつけた発信が何より重要だと考えています。

郵便ポスト

メルマガを始めました

独自のコンテンツ

「まぐまぐ」のトップページを眺めていると、様々なメルマガが表示されています。中には、私がブログを読んでいる士業の方の有料メルマガもありました。トップページに表示されているのは主にマネー系やビジネス系のメルマガが多いようで、私のメルマガもその激戦区で読者を増やしていかなければなりません。

多くの競合の中で独自の立ち位置を築くために必要なのは、なんといっても私だからこそ書けることを発信することです。教科書に書いてあるようなことを書いたり、他の多くの人が叫んでいるようなことを書いたりしたところで、誰の心にも刺さる事はありません。独自のコンテンツを発信できる者が読者を増やしていくことができるはずです。

中小企業支援家としての私が心がけていることもまさに同じ。多くの専門家(らしき人)が存在する業界だからこそ、他の人と同じような支援(らしきこと)をしていても経営者に選ばれることはありません。補助金を勧めるだけの人や、教科書に書いてあるようなことを振りかざすだけの人はいくらでもいるのです。江戸時代から続く家業を投資ファンドに事業譲渡し、さらに中小企業支援家に転身して多くの経営者と対話してきた私だからこそできる、地に足の付いた支援をしていくつもりです。


メルマガ詳細


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