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コラム

もうすぐ梅雨

今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。

銀行担当者へのお土産

先日、ある関与先で支援いただいている金融機関をお招きして業績報告会を開催してもらいました。お金に困った時だけ銀行に声をかけるのではなく、日ごろから自分たちの様子を丁寧に伝えておいて、いざという時に慌てずに済むように関係性を構築しておこうという趣旨です。

私が考える業績報告会のポイントは2つ。1つ目はあくまで業績を報告する場であって、その場で「お金を貸してください」などと発言しないことです。近い将来に資金需要が発生することが見込まれていたとしても、それはまた別の機会に話せば良いこと。まずは丁寧に業績を報告することに集中してもらいたいのです。この頃は法人が銀行口座を開設するのも一苦労と聞きます。マネーロンダリング対策などでかつてのように申し込めばその場で法人口座が開設されることなどありません。それだけ貴重な法人口座を開設して取引しているのですから、自分たちの置かれている状況を丁寧に伝え、会社と金融機関の関係性を豊かなものにしてほしいのです。

業績報告会のポイントの2つ目は参考資料を多めに用意することです。業績報告会に来てくれた銀行の担当者は帰社してから報告書を作成します。その報告書を少しでも作成しやすくするために、参考になるであろう資料をきちんと添付するのです。銀行の担当者には守秘義務が課せられていますし、何より日ごろから応援してくれている関係者だけを呼ぶ業績報告会ですので、秘密保持に過度に気を使う必要はありません。しっかりしたレポートを上司に上げてもらうためにも、潤沢な資料を用意してあげましょう。

土曜日の午後はお稽古

今日は茶道のお稽古でした。ちょっとスランプ気味で、もう少し手が動きそうなものなのにうまく対応できません。スランプなんてものではなくて、単純に練習不足ですね。これまでは教本でさらっと予習しておけばなんとかなるレベルを求められていましたが、最近はややハードルが上がってきているように感じます。教本に目を通してイメージトレーニングするだけでなくて、実際に手を動かして練習しないと追いつかなくなってきたようです。

新しいことを学び続けるというのは刺激的なことです。生活に困っておらず仕事にも恵まれていると、つい現状に満足してしまいそうなものですが、こうして週1回でも知的な刺激を得られるのは認知を拡げるためにも貴重な機会になっています。そういえば母が最近、新たな習い事を始めたと言っていました。趣味など持てないような落ち着かない日々が続いていたので、今からでも人生をさらに楽しんでもらいたいと思います。趣味は楽しんだ者が勝ちなのです。

家業の茶わん屋に在籍していた時から、何度か「茶道を習ったら」と言われたことはありました。先輩従業員でも過去に習っていたという人は何人もいて、茶わん屋であるからには茶道のごく基礎的な素養を身につけていて当たり前という雰囲気でした。当時の私は軽く興味は持っていたものの、なんとなく一歩を踏み出す勇気を持てなかったのが実際のところです。20代の頃から茶道を習っていたらどうなっていたのだろうなどと考えることもありますが、45歳から習い始めた茶道は人のご縁にも恵まれて楽しくて仕方がありません。一歩一歩進んでいきたいです。

この先の大きなイベントは来年11月にあるそう。今からその日は空けておくように先生から言われていて、どうやら私にも出番がありそうです。

紫陽花

今日のお稽古ではお花を生けさせてもらいました

もうすぐ梅雨

もうすぐ梅雨。明日は梅雨入り前の最後の日曜日になりそうです。雨がやんでいるならどこか高いところに行って、アマチュア無線をしてこようかなと考えています。この季節になると大雨を心配します。前に住んでいたエリアが内水氾濫が予想される地区で、警報が出ると早めにホテルへ避難することにしていました。家族を呼び寄せてからの3年間で10回くらいは自主避難したでしょうか。息子は旅行気分でしたが、私はそれなりに気を張っていたものです。東京の実家に住んでいた時にはどこかに避難する事態なんて想定したことが無くて、当時は生まれて初めての避難を経験したことになります。

いくつかラジオを持っているので、昨晩から充電しておきました。停電してしまったらラジオが一番確実な情報収集手段になるので、大雨の季節がやってくる前の必要な準備です。今住んでいるところは特に警戒が必要なこともなさそうなエリアですが、この季節になるとラジオの調子を確認するのが習慣になってしまいました。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

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