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コラム

ようやく着物を仕立ててきた

東京から福岡に拠点を移して8年目。数ヶ月ごとに東京に出向くことがあって、今日も帰ってきています。

着物を頼んできた

茶道を習い始めて1年半が過ぎ、ようやく着物を仕立てる決心がつきました。今回の東京出張では隙間時間を使って呉服店で着物を頼んできました。以前に福岡の呉服店に出向いた時は予約していたにもかかわらず、発注には至りませんでした(ごめんなさい)。どうやら着物の知識がない人物にあれこれと提案するのは苦手な店主だったようで、息子とカジュアルな服装で出向いたこともあって迷惑をかけてしまいました

そんな苦い経験があったので、今回も恐る恐るお店に出向きましたが、気分良く接客してくれて、百貨店でスーツをオーダーするようにはじめての着物をお願いすることができました。私から特にお願いしていたのは、茶道のお稽古に使うはじめての着物にふさわしいものであること、そして長く使える良質なものであることです。安物買いの銭失いなどはしたくなくて、後から後悔するくらいであれば最初からパリッとしたものを手に入れておきたかったのです。

いくつか生地の見本を見せてもらいながら店主からしっかりと提案してくれたので、ほぼそのご提案通りに選ばせてもらいました。はじめての買い物で何かを比較する余裕などなく、また知識もありません。こうして具体的にしっかりと提案してくれると買い物のハードルも下がります。

納品は2ヶ月後とのこと。その時には約2時間をかけて着付けや保管方法などをレクチャーしてくれるそうです。聞くと全国から同じように男性用の着物を仕立てに来るお客様がいらっしゃるそう。女性用の着物と比較して市場が小さいからこそ、あえて特化することで多くの顧客に贔屓にされているようです。

フライトを早めた

本来の予定であれば、帰りのフライトは19時の予定でしたが、天候が悪化傾向だそうで、フライトを早めの時間に振り替えるようにメールが来ました。顔を出したいところがありましたが、帰れなくなると困るので15時のフライトに振り替え、間もなく乗り込むところです。

羽田空港に着いてカードラウンジで本を読んでいると搭乗口変更の連絡が入りました。全く逆サイドの搭乗口に移動することになり、端から端へ移動。天候の悪化のせいか慌ただしい雰囲気です。こうした時はさっさと帰るに限ります。

今回は空港バスを行き帰りともに利用しました。ちょうど都合の良い時間にバスが出ていたので、飛び乗ってしまったのはここだけの話。ひさしぶりに羽田空港から横浜方面に移動した湾岸線は、愛車でよくドライブしていた道です。横浜のあたりは祖父が昔過ごしていたエリアだそうで、何度となく連れてきてもらったことがあります。私が初めて家業の店でアルバイトをしたのも横浜の百貨店でした。

知っている経路のつもりであっても景色は変わってきていて、福岡に移ってからの7年間の時の流れを感じます。よく知っているつもりの私であっても変化を感じるわけなので、小学校の途中で引っ越した息子には初めての街も同然なはず。何かの機会に連れてきて、いろいろ見せてやらないといけないなと思いました。好きなところへ行ってこいと放り出すのもよいかもしれません。

ベイブリッジ

空港バスでの移動を満喫しました

次は7月に東京へ

次回の東京出張は7月の予定。顧問先の株主総会があるので、社外取締役として出席します。顧問先のイベントの中でも株主総会は重要なものです。株主に対する説明責任を果たす場でもありますので、万が一にも遅刻などは許されません。毎年早めにフライトや宿を確保するようにしています。今年もだいだいの日程は見えてきているので、決まり次第、手配します。

とはいえ社外取締役の場合、よほどのことがなければ株主総会本番で出番はありません。これまで選任時の意思表示以外で声を発したことがないくらいです。準備や当日の議事進行が適正になされるかを見届けたら、あとは議長である代表取締役にお任せするのみ。今回は特に重い議題はないはずなので、無事に審議いただけることばかりを願っています。

次回出張時は今日果たせなかった予定も含めて、さらに忙しく移動することになりそうです。今からどなたと会おうかと楽しみに計画し始めています。そういえば今回は雨模様だったのでアマチュア無線を楽しむことはできませんでした。7月は晴れますように。


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