雨が降っている海の中道海浜公園でアマチュア無線をしてきた
今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
海の中道海浜公園へ行ってきた
雨の日曜日でしたが何も予定がなかったので外出することに。無線機を持って海の中道海浜公園へ向かいました。移動には西鉄バスを使うことが最も多く、今日も天神で乗り換えて公園の入り口まで向かうことにしました。
ふと検索アプリの画面を見ると「チケットでお得」という表示が出ています。今日は乗り換えて行くことになるのでフリー乗車券を使った方がお得なようです。購入したのは「福岡市内6時間フリー乗車券」というもの。6時間以内であれば700円でバス乗り放題です。気を付けなければいけないのが、交通系ICカードを用いるのではなく、降車時にスマホの画面を運転手さんに見せるということ。いつもの習慣でタッチしてしまわないように少し緊張しました。
海の中道海浜公園はしっかりと雨が降っていて、他の来園者もほとんどいません。今日は無料開園日で入場料が掛からなかったのはうれしい誤算。家族連れが遊ぶエリアにある大きなテントの中で、アマチュア無線の交信を1局とだけすることができました。テントの鉄骨がよろしくないのか電波の状況が悪いようで、続けて呼ばれることはありませんでした。早々に帰宅することにして、行きと同じルートをバスで帰りました。
今日使った無線機は手持ちで交信できるハンディ機。無線機本体、アンテナ、予備バッテリー、メモとペンなどを無印良品で買ったポーチに入れて持ち運んでいます。動画などを観ていると大きな無線機と長いアンテナを自動車に詰め込んで楽しんでいる方をお見かけしますが、身軽に行動するのが好きな私はポーチ一つで楽しめるという今のスタイルが気に入っています。
帰宅してからベランダで交信
帰宅しておやつを食べてから夕食までの間に、ベランダからも交信できました。福津市の局長さんがCQを出していたので応答したもの。自分が移動運用時に応答してもらえるのがなによりうれしいので、自宅でCQが聞こえてきた時にはできるだけ応答するように心掛けています。
アマチュア無線というのは相手がいらして初めて成り立つ遊びです。スマホと比較してしまうと不便極まりないテクノロジーですが、その不便さが逆に新鮮でつい没入してしまいます。免許が必要、無線機が必要、交信相手が必要と不便さを挙げだしたらキリがありません。でも、その不便さが新鮮なのです。
不便だからこそ得られる益というものも存在します。例えば、期せずして遠回りしてしまったら、たまたま良いお店を見つけられたといったようなこと。人はスマホ一台で何でもできてしまうようになったからこそ、あり得もしない万能感を夢見がちです。でも実際に生きていると不便なことはまだまだたくさんあって、そこにストレスだけを見出すのか、逆に楽しむことができるのかが重要だと思います。
新しいBluetoothスピーカーが調子よい
先日届いたばかりのAnker Soundcore2で音楽を聴いています。そういえば前に使っていたスピーカーが壊れるまではiPhoneと繫いでクラシックを流していたのです。作曲家や演奏家がどうとか曲名がどうとかさっぱりわかりませんが、今日は日経新聞で取り上げられていた曲を検索して聴いています。日曜版の「名作コンシェルジュ」という連載でスタニスラフ・ブーニンが取り上げられていました。残念ながら同じアルバムはSpotifyには無いようですが、同じような曲が収録されているアルバムを見つけました。
音楽を流しながら仕事をするのは嫌いではないのですが、ラジオや歌は苦手。元々、集中力がないので気が散ってしまいます。ラジオを流していた会社で思い出すのが、家業の茶わんやでお世話になっていた梱包屋さんです。メーカーから上がってきた製品の検品をし、箱に詰めて商品に仕立て上げてくれるのが仕事です。
ある別注案件でお世話になった梱包屋さんでは普段から作業中にラジオを流していて、発注元が視察に来るというので電源を切ってもらった記憶があります。視察に来たのは確か広告代理店だったかと思うのですが、ラジオを流しながら検品しているなんて彼らには受け入れがたかったことでしょう。現場は現場のリズムで動いているのでラジオを付けていた方が生産性は上がると思うのですが。なんでもかんでも自分たちの価値観を押しつけようとしてくるのには辟易したのをおぼえています。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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