こどもの日なので観覧車に1人で乗った
今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
こどもの日なので観覧車に1人で乗った
こどもの日ということで、朝から百貨店の和菓子屋へ出向きました。柏餅と粽を買うためです。開店前にすでに人々がたくさんいて15分ほど行列に並ぶことになってしまいましたが、お目当てのお菓子を手に入れることができました。兜を出して、柏餅と粽を食べて、菖蒲湯に入る。これくらいのことで息子が健やかに育つのであれば普段は避けている行列も(少しは)我慢できます。
思えば実家で暮らしていたころは季節の行事を大切にしていたような。その時はなんとも思っていませんでしたが、自分が子どもを持ってからその有り難みが少しはわかるような気がします。息子もいつか柏餅を買いに出かけることがあるのでしょうか。
百貨店からの帰りに自宅近くのアウトレットに寄りました。買い物が目的では無くて、観覧車からアマチュア無線で交信するため。先月、鹿児島に出向いた際に同じことを試して失敗しているので、今度こそはと観覧車に乗り込みました。今回は2局から応答をもらえて交信が成立。1局は何とか聞き取れる程度だったものの、コールサインとレポートだけを何とか交換することができました。この連休中は毎日、無線を楽しもうと思っていて今日も目的を達成しました。明日は息子と眼鏡店に出かけるのでどこから電波を出そうかと考え中です。
そのアウトレットが8月には閉鎖になるだろうとの新聞記事がありました。そういえば自宅のベランダから見える観覧車の照明が切れたまま放置されているのが目に付いていたところです。施設や建物を保有するというのはお金がかかるもの。8月まで何回か足を運んでみようと思っています。
蚊に刺されていた
ところで、昨日は蚊に刺されていない!と感じていたのに、朝起きたら腕を10箇所位さされていることに気付きました。アームカバーの上からしっかりと吸血されていたのです。すぐにパッチを貼っておきましたが、数日間は微妙なかゆみに悩まされそう。服の上から虫除けスプレーもしておくのだったと後悔しています。しばらく外遊びをしていなかったので感覚が鈍っているようです。無線機を持って高いところに登る程度の行動は、カヤックと違って目の前に命の危険がないのでつい油断しがち。歳も重ねているので気を付けないといけません。
私の小さな無線機だと少しでも高いところから電波を出さないと多くの人に応答してもらえません。そこで、「福岡県名低山ルートガイド」という本を買い、さらに登山アプリもインストールしてみました。天気の良い日曜日には外遊びに出かけてみようと計画中です。次からはもう少し厳重な装備で万一に備えないといけないですね。備えよ常に。
「世界標準の経営理論」を読み返している
このところ「世界標準の経営理論」を読み返しています。中小企業支援に携わっていますし、なによりまたいつか実業の世界に戻ろうと考えているので時間のある時に頭の整理をしておきたいと考えています。思考の軸を持つためにも経営理論をおさらいしておくというのは有意義なはず。一度(か二度)読んでいても、最近見聞きした経営者の行動や自分の思考が実は経営理論で説明可能なことが多く、薄っぺらいビジネス書らしきものなんかではなく本書を繰り返し読むべきだと思っています。
一時期、地方創生関連のプロジェクトに関わっていましたが、例えば行政がエージェンシー理論を理解していればより良い成果を生み出すことができていたはず。実態は国からの交付金を得ることと他地域の成功事例の安直な移植だけに留まっていて、数年経って振り返ると地域に何も残っていなかったなどということが起こっています。社会で起こっている組織や人のあらゆる問題は経営理論で可視化できるはず。企業の経営に直接携わる人以外にもお勧めの本です。
蚊にたくさん刺されているせいか体調がいまいち。おかげで午後に帰宅してからは読書が捗りました。今日明日あたりの食事の心配をせずに読書に集中できるというのは幸せなことです。子どもの頃は実家の階段の踊り場で、猫と一緒に本を読むのがお気に入りの一時でした。いつしか体が大きくなって踊り場で横になることなどできなくなりましたが、今でもあの少しかび臭い踊り場の匂いを思い出すことがあります。読書できるのは何よりの幸せ。おやつに柏餅と粽を食べながら昔を思い出しました。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
関連記事