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コラム

ひさびさに登山した話

連休2日目は福岡市西区にある玄界島へ船で渡りました。目的はアマチュア無線を楽しむため。島の1番高いところへ行くために、ひさびさに登山をした話を書いてみます。

遠見山に登った

玄界島の1番高い所へ行こうと遠見山を登りました。標高200メートルちょっとというので、少し階段を登るくらいの感覚で行きましたが、なかなかしっかりした登山になりました。

事前にYAMAPというアプリを入れておいたので、地図も含めて情報に不足はありませんでした。西方沖地震から復興した住宅街を抜けるとすぐに登山道の入り口があります。そこから登っていくと30分もかからずにすぐに頂上に着きます。ただ、時間が短いといっても途中で足下が怪しくなる箇所があり、設置されているガイドロープをつかんで登りました。事前に想定していたよりも危なっかしい場所が多く、足が滑る場面も何度かありました。

頂上は杉の木立に囲まれていて、360度見通しはありません。10時から11時半ごろまでアマチュア無線をし、合計8局の局長さんと交信することができました。今回は初めて壱岐市や長崎市の局長さんともつながることができ、ロケーションを変えると今までつながったことのない場所の局長さんと交信できるのが新鮮な体験でした。

POTAの玄海国定公園をアクティベートするためにできれば10局更新したかったのですが、時間切れで終了。残念でしたが、相手がいらしてのアマチュア無線ですのでこんなものでしょう。

ところで、頂上は大きな蚊がたくさん飛んでいました。肌を露出しない服装だったのでどうやら刺されていませんが、もし半袖を着ていたらたくさん刺されていたことでしょう。頂上といっても、薮の中に近い環境だったので蚊が多かったのかもしれません。少し前まで冬だった感覚ですが、蚊を目にすると夏が近づいているのを実感します。

メンテナンスしてくれている方がいた

交信を終えてそろそろ下山しようと準備し始めた時、3人組が頂上に登ってきました。挨拶をしてお話ししていると、どうやら玄界島の学校関係者の方々のようです。生徒たちが作った登山記念のプレートを補充しに登ってきたと言っていました。私も玄界島の生徒が作った木のプレートを1ついただいて帰りました。

また手には大きな鋏を持っていて、登山道を塞いでいる草などを刈ってきてくれたようです。こうした方がいるから、私のようにふらりとやって来た者が遊びで山を登ることができます。下山し始めると、確かに行きと比べて登山道がすっきりとしています。邪魔をしていた草などが刈られていてずいぶんと歩きやすくなっていました。連休中にもかかわらず、汗をかいて整備してくださったことには全く頭の下がる思いです。

昼食は住宅街の中にある料理屋さんを予約しておいたので、そこでいただきました。友人が福岡に来たときに船で渡ってきて、このお店で食事をするのも楽しいかもしれません。また訪れようと思います。山を登って汗をかいたのでついビールを飲みたくなりましたが、何とか我慢してノンアルコールビールにしました。食事後には、帰りの船が出発するまで近くの公園でさらに3局と交信することができました。短い時間でしたが、帰りの時間ギリギリまでアマチュア無線を満喫することができ楽しい1日となりました。

玄界島の遠見山山頂で記念にもらったプレート

玄界島の遠見山山頂で記念にプレートをいただきました

念のため持って行ったトレッキングポールが役に立った

今日は使う事はないだろうと思いつつ、念のためにトレッキングポールをリュックに差し込んでいました。結果、登山道の最初から使う羽目になり、予備の道具のつもりが大活躍してくれました。「備えよ常に」とはよく言ったもので、大した事のない山だろうと勝手に想像していた私にとって良い勉強になりました。

ところで、このトレッキングポールをいつ買ったのか全く思い出せません。カヤックを漕いでいた時に、キャンプ道具の1つとして手に入れていたのか、もしくはウォーキングの時にでも使うつもりだったのか。いずれにせよ、所有していることだけはわかっていたので何とか持ち出すことができました。次回からアマチュア無線をしに外遊びをするときは、このトレッキングポールを必ず荷物に入れるようにします。

また、今日のように標高が低いとはいえ登山をするとなると、靴ももう少し良いものを履きたくなります。アマチュア無線を始めると無線機やアンテナはもちろん、いろいろな装備を充実させる必要があります。出費が続きますね。


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