今日は能古島の展望台からアマチュア無線を楽しんできました。

なぜ能古島か

今日は以前からの計画通りにアマチュア無線で遊んできました。無線機をリュックに入れて向かったのは、福岡市西区にある能古島です。自宅からほど近いところにある渡船場から船で10分くらい。すぐ目の前に浮かんでいる島が能古島です。3月にも訪れていて、その時と同じ標高195メートルにある展望台から交信を試みました。

結果は11局と交信を成立させることができて大成功でした。使った機材は、アイコムのID-50と言うハンディ機にSRH770というロッドアンテナを組み合わせたもの。三脚に固定し、2時間経ったまま話し続けました。最後はバッテリーがなくなりそうになり、慌てて交信を切り上げるほどでした。

8時半に展望台に着いた頃は360度周りの空気は綺麗澄んでいたのに、徐々にモヤがかかってきて対岸の建物や道路がぼやけてきました。以前にカヤックを漕いでいたせいか、海面の様子が気になり見てみるとほぼ風も波もなく穏やかな様子です。交信したある局長さんから今日は大学ヨット部のインカレがあると教えてもらい、確かにその通り、ヨットハーバーからそれらしき艇がちらほらと出港しているのが見えました。

連休初日ということもあり、昼前に帰ろうとする頃には島内を走っている西鉄バスも市営渡船も臨時便が続々と出ています。私は帰路についていましたが、まだ観光客が押し寄せていて大賑わいです。早めに自宅を出て午前中のうちに遊んでしまい大正解でした。

POTAで初アクティベート達成

今日の交信で玄海国定公園内からのべ10局以上の交信を達成することができました。POTAでは指定されている公園から10回以上交信すると「アクティベート」した扱いになります。

東京近郊では多くの公園から熱心にPOTA運用している局長さんがいるようですが、福岡では公園の数も限られます。2ヶ月がかりでようやく玄海国定公園をアクティベートさせることができて、達成感を味わっているところです。次の目標はまだ１局しか交信できていない、西公園からのアクティベートを達成すること。また、月末に神奈川方面に行く予定があるのでどこかの公園からPOTA運用を試みてみるつもりです。1日でアクティベートできれば良いのですが。

POTAとは、世界中の指定された公園から交信をしその数を競う遊びです。ルールも単純明快で登録さえすれば（コールサインを持っているのが前提）、誰でも始めることができます。アマチュア無線人口が減り続けていると聞きますがこうした遊ぶ仕掛けを用意するのは、かつての賑わいを取り戻すために有効なのかもしれません。ポケモンGOがスマホの位置情報を活用しているように、アマチュア無線も交信した場所と回数に応じて何らかのキャラクターを手に入れられることができたりしたら、新しいファンを増やせるのではないかなどと考えます。

少し熱中症気味に

さて、昼過ぎに帰ってきてアイスを食べてたいたくらいだったのに、どうやら軽く熱中症になってしまったようです。展望台の上で直射日光を浴び続けていたので、気温がそれほど上がっていなくても脱水症状気味になってしまったのかもしれません。2時間立ちっぱなしで更新し続けていたのは少しやりすぎだったと反省しています。

それでも久々の外遊びだったということもあり、自分なりに熱中症対策をしていたつもりでした。服装は半袖シャツに日焼け防止のアームカバーを着け、下は外遊び用のパンツに蚊に刺されないように長めの靴下を履いていました（今週、蚊に刺されたので臆病になっています）。肌が露出しているところには日焼け止めを塗り、帽子もつばが広めのものを着用していました。飲み物はナルゲンの1Lボトルに麦茶を入れて持参。これだけ気を付けていても、この時期の日差しで熱中症になりかけるというのは良い教訓になりました。これからの季節、ますます気をつけて行動しようと思います。

明日は懲りずに同じ福岡市西区にある玄界島に行ってみるつもり。山の頂上から交信をするのはもちろん、行き帰りの渡船の中からもマリンタイムモービルとして交信してみたいと思っています。調べてみると、島内に唯一の飲食店があるそう。念のために予約しておいて食事も楽しむことにしました。今日はコンビニのおにぎりで昼ごはんを済ませてしまいましたが、明日は少し奮発しておいしいものを食べて帰ってこようと思います。

---

ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目　商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています