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コラム

モヤモヤしたときの消化方法

生きていると面白くないこともあるもの。モヤモヤしたときにどのように消化しているかを書いてみます。

近所の神社に行く

週末には近所の神社に足を運びます。徒歩15分くらいの公園内にある神社で、ウォーキングも兼ねて参拝しています。特定の宗教に関心があるわけではなく、これまで神社に参拝するのはせいぜい苦しい時の神頼みをする時くらいでした。もちろん定期的に神社に出向く習慣はなかったのですが、今の家に引っ越してからは週1回は行くようになりました。

普段はまったくの無人で、たまにどなたかがメンテナンスに訪れている様子。ある時、息子とキャッチボールをしていたら土のう袋を運んでいたのでお手伝いしたこともあります。確か1袋20kgくらいあって、ヘロヘロに疲れてしまったのは良い思い出です。

生きているとそれなりの頻度でモヤモヤすることに出くわします。ましてや人と関わる仕事をしているとたまに面白くないことも起こってしまいます。先日もそんなことがあったので、帰りがけに神社に立ち寄りました。お賽銭を投げ込んで帰路に着くと、不思議なことに気分転換できている自分に気づきます。そもそも大した悩みではなかったのか、日光を浴びながらウォーキングをしたおかげなのか。いずれにせよ私にとって神社は自分の心を調整する貴重な場所になっています。

墓参りをする

年に2回は父方と母方の墓参りをするようにしています。誰に強制されるわけでもないですが、他の用事と組み合わせるなどして足を運んでいます。先日も京都に飲みに行く予定があったので、翌日に墓参りしてきました。ちょうど桜のピークが過ぎたころで、葉桜の風情を味わうことができました。墓地のすぐそばまで観光客の気配があるのには閉口しましたが、さすがに中にまで入ってくることはありません。私にとって京都らしい京都が維持されている数少ない場所の一つでもあります。

母方のお墓はこのままだと私が面倒を見ることになりそう。となると、さらにその次は息子が世話をすることになります。私の目が行き届くうちは何とかなりそうですが、その先どうなることやら。新幹線の駅からバスで20分のところにあって、公営墓地ですが整備が行き届いていて雰囲気の良いところです。何十年か前に墓地を購入した時には、確か小学生の私も同行した記憶があります。ちなみに自分はお墓などまったく入りたくなくて、人生を終えたら遺灰はどこかに撒いてもらえればうれしいです。

墓参りも私にとっては貴重な自省の機会になります。両方の祖父に日頃の報告をするわけで、自然と思考がすっきりとします。墓参りをした後にはちょっとしたことなど、どうでもよくなってしまうから不思議なものです。次は母方の墓参りをするつもり。来月東京に帰った時に行くか、その次の機会にするか、その日の気分次第といったところです。

六本松にある建物

立派な建物です

さっさと寝る

嫌なことがあった時には飲みに行ったりなどせずに、さっさと寝るに限ります。睡眠時間が確保できていれば体調はどうにかなるもの。私が心がけていることのひとつです。この頃はまったく飲み歩くことなどなくなり、お付き合いで呼ばれたときに出かけるくらいになりました。何もなければ22時くらいには寝てしまうようにしていて、おかげさまで体調管理ができています。眠りが浅くなることが続いたりしますが特に気にすることはありません。1週間くらいしたら眠くてたまらない日々が続いたりするから、体のなかで調整ができているのでしょう。

家業の代表取締役を務めていた時には、毎日のように飲み歩いていました。そんなに好きでなかった酒もそれなりに飲めるようになってしまいました。ややこしいことがあった後などには従業員と痛飲していたもので、今にして思えば悪い習慣でした。退任する頃には咳ぜんそくに罹っていることがわかり、病院では「ストレスと飲酒が原因」と断定されてしまいました。

この2年ほどある案件を抱えていましたが、今日で私にとって良い方向にまとまりそうな目途が立ちました。何かに取りかかっていると、いろいろと気になることが降りかかってくるものです。自分なりに気分転換の選択肢を持っておくことで心のバランスを崩さずに過ごすことが可能になります。今日も飲みに行こうかなとも思いましたがまっすぐに家に帰ってさっさと寝ることにします。


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