1年はあっという間
今日はお茶会に行ってきました。一年前の同じ日からあっという間でした。
お茶会に行ってきた
流派のお茶会があり、昨年に続いて楽しんできました。去年のお茶会は夏くらいにあったような気がしていたのに、聞くとちょうど一年前だったとのこと。お稽古の記録を読み返すと確かに一年前に開催されていて、時の流れの速さに驚かされます。
今年47歳になる私は確実に人生の後半を生きているわけで、この調子で何も考えずに過ごしているとあっという間に人生そのものを終えてしまいそうです。思い返してみれば、幼稚園や小学校の頃は時間が過ぎ去るのをとても長く感じていたように思います。仕事や生活のことなど考える必要がないので、心に余裕があったからでしょうか。いつも何かを待ち遠しく過ごしていたような気がしていて、最近の自分が忘れている感覚なのかもしれません。日々が当たり前に繰り返されるからこそ、何かを楽しみに待つ心持ちが大事なのだと感じています。
お茶会は最初に濃茶、次に薄茶をいただきました。たまたま隣になった他のお教室の先生からいろいろと親切に教えていただけて勉強になりました。少し緊張感が走った局面もあったようですが、まだ下っ端の私は聞こえないふりをしてやり過ごしました。人と人とが関わる場なので様々な思いが交錯するのでしょう。そういったことも含めて良い勉強になりました。
昼前に終わる頃には雨は本降りに。近くの公園でアマチュア無線を楽しもうと計画していたのはあきらめて、さっさと帰ることにしました。
698日目
このブログを更新し始めて、今日で698日が経過しました。1ヶ月後にも続いていれば丸2年継続することになります。始めて数十日は個別の記事にどんなことを書いていたか記憶していましたが、ここまで続くと古い記事の内容がすべて頭の中に入っていることはありません。ちなみに一年前の今日は「弱さをさらけ出せば応援してもらえる」というタイトルの記事を投稿しています。
情報発信はまず始めて、そして継続することが何より重要です。また、継続できない人がほとんどなので、継続できるだけで競合に差を付けることが可能になります。継続するための頑張りどころは1日目、3日目、5日目あたりでしょうか。最初のつらい時期を何とか乗り越えることができれば、習慣化されて毎日続けることが可能になることでしょう。コツコツとアウトプットを蓄積していくことに価値を見いだせるようになればしめたもので、そこまで到達できればいつまでも継続できるはず。
当初は時間も手間も掛かって泣きそうになるくらい大変ですが、1年(あるいは698日)経って振り返ってみるとあっという間の出来事です。毎日歯磨きをしない人が(ほぼ)いないのと同じように、情報発信も自分のために継続していきます。
1984年に小学1年生だった
先日、友人と話していた時に「将来、何か事業をするかしないか」といった話題になりました。友人は今のところ雇われる立場で、これまで創業には否定的な考えであったと記憶していました。ところが最近は考えが変わってきているよう。この先の人生を考えた時に様々な選択肢を検討しているようでした。
その時私は、「事業を営もうと考えるのであれば早い方がいいよね」と述べました。限られた人生の時間を過ごしていて、友人も私も社会人人生の折り返しは過ぎている(はず)です。動き出すのであれば早い方が良いのは間違いないと思っていて、ずるずると時間を浪費して選択肢を減らしてしまう前に迷ったらさっさと動くべきだと考えています。
私自身は100%個人事業主。顧問先などと契約を結んでもらい、提供する価値に対して報酬をいただく立場です。人生計画など持ち合わせずに働いてきていて、期せずして今の仕事をしている自分に我ながら驚くことがあります。47からカウントし始めたらあっという間に60,70となっていくのと同じように、私もこの先、すごいスピードで歳を重ねていくのでしょう。何かの拍子に過去を振り返って「あっという間だった」と感じるだけならまだしも、あれもしておけばよかった、これもしておけばよかったなどと考えることのないように行動していきたいものです。
今読んでいる小説は村上春樹の「1Q84」(もうすぐ読了)。1984年に私は小学1年生で学生の頃は時の流れがゆっくりだったのに、働き出してからは本当にあっという間の40年でした。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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