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コラム

九州内の距離感覚がいまいちわからない

今日は顧問先が出店しているポップアップストアを見学してきました。

九州内の距離感覚がいまいちわからない

鹿児島でポップアップストアを出店するというので、深く考えずに足を運ぶことにしました。実際に博多から新幹線に乗ると90分くらい。東海道新幹線であれば東京→名古屋と同じくらいの移動時間です。九州の距離感覚というのをまだ的確に掴めていなくて、思っていたよりも長距離移動になってしまったなと反省しています。といっても、現地で現物を確認するのは重要。教科書に書いてあることや机上の空論を振りかざす経営コンサルタントのようにはなりたくないのです。

九州新幹線のチケットは今回からエクスプレス予約を使うことに。てっきり未対応だと思っていたのですが、知らないうちに東海道山陽新幹線と同じように予約できるように仕様が変更されていました。これまでJR九州のアプリで発券に不便を強いられていたことを考えると大きな改善です。数日前から自由席を取っておいて、朝起きてから指定席を予約。自由席も指定席も料金が変わらないのはどういう仕組みなのでしょうか。駅に着くと案の定、自由席は観光客が並んでいました。指定席に切り替えておいて正解でした。

鹿児島中央駅からポップアップストアが出店されている商業施設までは市電で移動しました。前回、息子と訪れた時は現金で支払うことにして小銭をかき集めたものですが、今日はクレジットカードのタッチ決済を使うことに。交通系ICカードには未対応だというので、観光客らしき人々が困惑していました。交通機関の改札口には徐々にクレジットカードのタッチ決済が拡がっているようです。海外からの観光客にとっては望ましいことでしょう。バスにも拡がってくれるとうれしいです。

経営をギャンブルにしない

ポップアップストアの出店は2回目。前回の反省を踏まえて、今回もいろいろと試行錯誤されているようです。単純に売上を作るだけではなく、ブランドをどう伝えるかについて経営者と共に議論を重ねているところです。経営に方程式のようなものなんてなくて、顧客の反応を見ながら微調整を続けて確度を高めていくしかありません。最初から100点満点が取れるわけでもなく、じっくりと腰を据えてどこまで顧客に向き合えるかが勝敗を分けます。

下手な経営者は自らが手掛ける新規事業が絶対成功すると思い込んでしまっていて、テストも何もせずに最初からすべての資源を投下してしまいがちです。私はこの現象を「ギャンブル」と呼んでいます。ろくにリサーチもせずに思い込みだけで突っ走ってしまう行為は、ギャンブル以外の何物でもありません。経営をギャンブルにせずに、コツコツと確度を高めるためのノウハウを蓄積していくことが重要。小さな改善の積み重ねが独自の地位の確立に繋がると信じています。

観覧車から見える桜島

観覧車から見える桜島

観覧車からCQを出すも空振り

帰りの新幹線に乗る前に、鹿児島中央駅の上にある観覧車からアマチュア無線で遊んでみることにしました。D-STARのレピーター「鹿児島430」が最寄りレピーターで、自宅近くのレピーターへゲート越え通信を試みました。ところが反応無し。ちょうど12:00頃だったからでしょうか。残念でした。観覧車に乗ったのは2年ぶりくらいだったような。ちょうど現在の自宅に引っ越してきた直後に、徒歩圏内にある商業施設の観覧車から自宅が見えるか試そうと息子と2人で出かけました。その観覧車も数ヶ月後には取り壊すことになりそうだと先日、報道されていたので、最後にもう一度、息子と乗ってみたいです。

災害が起きても無線機で数キロ〜数十キロ先のレピーターに接続できれば、全国のレピーターに声を届けることが可能になります。災害対策用途だけでアマチュア無線の免許を取得したわけではありませんが、いつか必ず起こる大災害の時に少しでも行動の選択肢を増やしておきたいと思っています。また、出張時に無線機を持ち運んでいるのは情報収集手段の確保という意味合いもあります。無線機でラジオを聴くことが可能なので、予備バッテリーと一緒に持ち歩いています。

ゴールデンウィークは特に予定はありません。受験生を連日、連れ回すわけにも行かなそうなので、近場でアマチュア無線を楽しむことにするつもりです。


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