地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

なぜ年末年始も情報発信を続けるのか

このブログは毎日更新していて、年末年始も休まずに記事をアップロードしていました。なぜ情報発信を休まずに続けているのかを書いてみます。

何があっても毎日更新する

ブログはその日の記事をその日に書くように決めています。記事を書き溜めるようにすると、そのうちに「今日は記事が無いから更新しなくていいや」などと考えてしまいそうだからです。年末年始の帰省中もiPad Proを持ち運んで、毎日、ブログ記事を書き続けていました。普段はMacBook Proで書いていますが、iPad Proでもまったく違和感なし。純正のキーボードカバーは秀逸で、年に数回しか使いませんが私には必須アイテムのひとつです。

「何があっても毎日更新する」と決めると、夜に予定が入っている時は午前中にできるだけ仕上げるようにキーボードに向かうことになりますし、「ネタが思いつかないから書かない」のではなく、「ネタを作って書く」というように発想を変えざるを得なくなります。すべては情報発信を継続するために決めたことで、ちょっとでも妥協してしまい、せっかくの発信を途絶えさせてしまうことを恐れています。

ポッドキャストは月1回、翌月分をまとめて収録しています。そのため、年末年始だからといって特に特別な作業は発生しません。1月分は12月27日に収録したデータをアプリ上で配信予約するだけ。すでに作業を終えているので明日の配信を待つばかりの状況です。

ところでポッドキャストの再生回数は「Podcast Lab. Fukuoka」100本プロジェクトというのにエントリーしたせいか、年末年始だからなのか、いつもより多めに推移しています。ブログもポッドキャストも何より継続することに重きを置いているので数字は(それほど)気にしていませんが、こつこつ発信していると数字は増えていくものなのだなと体感しているところです。

継続することが最も重要

情報発信の肝はまず始めて、そして継続することです。ほとんどの事業者が情報発信を継続できていないからこそ、継続するだけで競合に差を付けることが可能になります。コンテンツの内容や質も当然問われるわけですが、そもそも継続しないことには見込客の目に触れることはありません。継続できる下地を作ってから、徐々にコンテンツを整えていけばよいのです。

もちろん私もその方針で情報発信に取り組んでいます。ブログを始めたばかりのころの記事は今読み返すと恥ずかしいものですが、それでも継続することを最優先にアップロードし続けました。中身ばかりを気にして発信をためらっていたら、その後の講演や顧問契約には間違いなく繋がらなかったはず。まず始めて、そして継続することがすべてです。

そのため年末年始だからといって発信を休むわけにはいきません。せっかく競合が発信していないのだから、継続あるのみです。また、じわじわと増えている読者がいるのでコンテンツを届けたいという気持ちがあります。なぜだか興味を持ってもらえているのは、私のように第2の社会人人生を歩んでいる者にとってはありがたいこと。土日祝日、年末年始だからといって更新を休むよりは、継続している方が心が落ち着きます。

長距離を走る人

一度決めたペースを自分で乱さないこと

鍛錬になるから休まず続ける

私は毎朝ストレッチを続けています。風邪などで体調が悪くなりかけていることに気づくことができますし、固くなりがちな股関節をメンテナンスすることも兼ねています。ストレッチを続けられないという家族には「歯磨きは毎日するでしょう?ストレッチも毎日したら?」と言い放っています。情報発信も同じ。事業を営んでいるのであれば見込客に知ってもらうための努力は必須で、歯磨きと同じように毎日欠くことのできない作業であるはず。

また何より情報発信は鍛錬の場でもあります。ブログであれば思考を可視化する鍛錬になりますし、ポッドキャストであれば即興で言葉を紡ぐ鍛錬になります。40歳を過ぎてそれなりに安定した生活を営んでいると刺激に乏しい毎日を送ることになりかねませんが、あえて鍛錬を取り入れることで自分に適度な刺激を与えられます。

年末年始を理由に情報発信という鍛錬から逃げるのは簡単なことです。「iPad Proを持ち運ぶのが大変だから更新を休む」「カレンダー通りに発信を休む」などといくらでも理由を付けることは可能。でも少しでも休んでしまうと、その借りを取り戻すのには膨大な時間と手間を必要とします。例えるなら、長距離走で一度スピードを緩めてしまった後に再びペースを戻すのが大変なのと同じ感じで、であれば私は休まずに継続することを選びます。その方が楽だからです。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP