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コラム

最近、息子に与えたもの

このところ息子に購入したものについて書いてみます。

眼鏡

息子が3年くらい掛けている眼鏡がへたってきて、耳に当たるところが痛いと言い出しました。何回かフィッティングしてもらったものの、大きく改善することが無かったので買い替えることに。初めての眼鏡だったのでフレームもレンズも一番安いタイプを選んでいましたが、今回は社長に勧められるがままに大人用のものとしました。自分で好きなフレームを選べたのが嬉しかったらしく、出来上がるのを待ち遠しくしているようです。

眼鏡は毎日身につける物で、他人が真っ先に目にするパーツの一つです。安物買いの銭失いほどもったいないことはないので、私自身もそれなりのものを選んでいます。実際に永く使えているので割高感はありません。夜の運転や読書の負担が大きく減ったので助かっています。息子にも「良いものを大事に使いなさい」と伝えておきました。

親子でいつもお世話になっているのは天神にあるアイックスというお店。私がいつも社長に気にしていただいていて、そのご縁で眼鏡もお世話になっています。知り合いも何人か同じようにこちらで眼鏡を作っているよう。知る人ぞ知る、眼鏡や見え方に悩む人の駆け込み寺のようなお店です。

アイックス天神

親子でお世話になっている眼鏡店です

シャープペンシル

それほど勉強に取り組んでいるわけでもなさそうなのに、文房具に興味があるようです。野原工芸というメーカーのペンが欲しいそうで、いつかお店に行きたいなどと考えていました。来店予約が必要だそうで、その予約を取るのも困難だとのこと。そこまで人気のあるペンとはどんなものかと興味をそそられていました。

ある時、天神にある家具屋が野原工芸のペンを取り扱うようになったと聞きました。当日のうちに出向いてみたものの、すぐに売り切れてしまったそう。次回入荷は未定だけれども、電話で連絡をしてもらうようにお願いをしておきました。たまに思い出したようなタイミングでお店に行ってみるものの、入荷予定はないと言われるばかり。半分あきらめながら様子を見に行った先週、とうとうお店の人から「今度の土曜日に入荷予定で電話するところでした」と教えてもらいました。

当日は息子が部活だったので私1人で買いに行くことに。事前に登録していた人だけが購入できる形で、ショーケースの前で列に並んで順番に1人1本ずつ選んでいきます。私が選んだシャープペンシルは屋久杉の軸だそうで、どうやら気に入ってくれました。

私も筆記用具にはこだわっていて、祖父からもらったモンブランのボールペンと、社長を退任した時に自分へのご褒美として購入したPILOTの万年筆を使い続けています。字は汚いのですが、書く道具にはこだわりたいタイプ。どちらも中小企業支援家としての私に欠かすことのできない道具です。

プラモデル

先月、ゴジラ -1.0を観てきました。久しぶりに戦闘機を目にして興味を持っていたようなので「プラモデル屋に行くか」と誘ってみたら行くとのこと。小学校の頃にはプラモデルをたくさん作っていましたが、中学校になってからは部活が忙しく、楽しむ時間もなかった様子。テストもそれなりの成績で終わって、年末年始に向けて創作意欲が高まってきたようで久しぶりに新しいキットを買いに出かけました。

購入したのは映画に出てきた例の戦闘機。店頭に陳列されていたので、流行っているのでしょうね。昨日さっそく作り始めて筆塗りで塗装も楽しんでいる様子。ちまちまと何かを作るのが好きなようで、私より手が器用なのがうらやましいです。

この頃、子どもの体験格差という言葉を耳にするようになりました。学校以外の体験、例えば海水浴やキャンプや博物館に行くような機会に恵まれない子どもがいるそう。他のご家庭の子どもを支援するほどの余裕が無いのが申し訳ないですが、せめて息子には様々な経験をさせたいと思っています。映画を観て関心を持った戦闘機のプラモデルを作るのもささやかな体験になるはず。自分の父親と2人でどこかに出かけた記憶は(あまり)ありませんが、自分の息子とは京都にいた時からいろいろ出かけてきました。ほとんど記憶に残っていないようですが、、、。まだしばらくの間は何かのきっかけになるようなことを提案してあげようと思っています。


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