地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

ブログのネタをどう探しているか

このブログではその日にアップロードするものを、当日中に書くことを徹底しています。それらしい記事を書き溜めるようにしてしまうと「それらしいネタが切れたから更新しない」となってしまうような気がするのです。その日に考えたことをその日に記事にする。何よりもブログを継続するために定めたルールです。

途中まで書いて没にすることもある

ブログのネタはiPhoneのメモに残しています。他の人の書いたブログ記事や言葉の欠片などを集めておいて、何を書こうか検討するときに眺めています。あくまでネタを決めるときの参考にしているものです。

ブログの記事を書こうとするときに最も苦労するのがネタを決めること。その日に何を書くか考えるのに最も時間を使います。ネタが決まったと思って書き始めても、なんとなくしっくり来ないことが多々あり、そんな時は半分くらいまで書き進めていたとしても没にします。それっぽい記事を書くだけであればそのまま生かせばよいのでしょうが、なんとなく気が進まなくなってしまうのです。

例えば今日は最近進物を贈ることが続いたのでそれをヒントに書き始めました。妹の誕生日にノンアルコールワインを贈り、部活の後輩から喪中欠礼をもらったのでお線香を贈り、といった内容で1/3くらいまで書き進めたものの、なんとなく気分が乗り切らずあきらめることに。最後まで力業で書くこともできたかもしれませんが、気持ちよく言葉が出てこなくなってしまったのでいさぎよく没にしました。

没にした記事を再活用することもあります。つい先日の著作権について触れた記事は8割方書いていたものを1か月くらい放置していました。ふと書き終える気になれたので、再構成して新しい記事としてアップロードすることができました。

インプットが無ければアウトプットできない

ブログを毎日書いていて痛感するのがインプットなくしてアウトプットできないということ。誰かに何かを伝えようとするのであれば、それだけの価値のある情報を自分の身に取り入れておかなければならないのです。

私の情報源は主には新聞。そしてもちろん、日々の経営者との対話から生まれる気づき。ブログを書き始めようとするときは真っ先に「昨日、関与先の経営者とどんな話をしたっけ」などと思いを巡らします。何も思い浮かばない場合は日経電子版に保存してある記事一覧を眺めたり。ここまででネタが思いつけば良いのですが、どうにもならない場合は一旦放り出してしまいます。時間を置いた後に気分を変えてキーボードに手を置いたとたん、すらすらと文章が生まれることがあるので不思議なものです。

地方中小企業の経営者と話していると新聞を読んでいない経営者が多いことに驚きます。他にどんな手段で情報を得ているのかと尋ねると本を読んでいるわけでもなさそう。Yahoo!ニュースが情報源だと堂々と言う人もいるのでびっくりです。ビジョンを語るのが経営者の重要な役割だとするならば、大きな世の中の流れを掴んでおくのは必須のはず。ネットのニュースはパーソナライズされているので知らず知らずのうちに偏った「知りたい」情報だけを目にすることになりかねません。意識して興味の薄い事柄にも目を向けてインプットを心がける必要があると信じています。

原稿用紙のイメージ

読書感想文の書き方って誰も教えてくれなかったですよね

目的と目標を明確にして継続する

毎日1時間も2時間も掛けてブログを書いているのは、文章を書くのが好きだからではありません。私の事業の目的は地方中小企業の売上アップを実現することで、このブログの目標は目的を実現するための見込客と出会うこと。目的と目標が無ければただの日記と同じ。おいしい昼ご飯を食べただとか、誰かとおいしいお酒を飲んだなどと書いていれば良いのです。目的と目標を明確にしているからこそ、日々の情報発信を継続することができています。

ブログのネタも目的と目標に立ち戻れば自然と見つかるはずと信じていて、実際にこれまでのところ約500日以上なんとか続けることができています。情報発信が続けられないというのはただの言い訳や逃げに過ぎないというのは私の中では確認できました。地方中小企業が売上を増やすには知ってもらうための努力は必須。私はたまたまブログを選びましたが、ポッドキャストや動画も何かを伝えるための手段という意味で本質的には同じ。自分たちと相性の良い媒体を選んで、また、目的と目標を掲げて取り組んで欲しいなと思います。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP