来月(2023年11月)の予定
そろそろ月末。ふと気になって来月の予定を確認してみました。どんな予定が入っているかを紹介してみます。
福岡市民大茶会に行ってみる
茶道のお稽古を昨年10月に始めて1年が経ちました。最近、教室に入ったばかりの人から「1年続いてすごいですね」みたいなことを言ってもらえて、確かに自分自身でも良く続けましたと褒めてやりたいです。先生と他の生徒さんの作り出す教室の雰囲気がとても良く、コミュニティ作りって大事だなと改めて勉強させてもらっています。
これまでの人生で何度か茶道を習おうと考えたことはあったものの、「お稽古」というものがよくわからなくて尻込みしていました。例えば、白い靴下を家から履いていくのか、教室の前で履くのか、教室の前で履くならどこで履き替えるのか。そんなことがよくわからず、なんとなく面倒くさくなって考えるのをやめていたのです。
ところが1年前にえいやと今の教室に飛び込んでみて最初に考えたのが「もっと早くから習っておけば良かった」ということ。茶わん屋だったのに茶道を学ぶことを避けてきていて、取り扱っていた商品と茶道の繋がりを今さら理解することができています。
11月3日に福岡市民大茶会というのがあるそう。先生にご案内いただいたので行ってみることにしました。県内の各流派がお茶席を設けるそうで、どんなものかと社会科見学のような感じで足を運んでみるつもり。1年前は入会したばかりで大茶会などに行く余裕はありませんでしたが、今年は興味津々です。
創業支援者向け研修の講師をする
11月10日に公的支援機関の創業支援担当者向けに研修講師を務めてきます。こうした講演や講師は何回かしていて、毎年数回は人前でお話ししています。前回は8月に大阪へ行ってきたところです。率直に言って今回は前泊が必要であったりと「諸条件」はあまり良くないのですが、初めてのテーマを任せてもらえるとのことなので受けてみることに。自分の引き出しが増える機会になるのであれば、多少の不利益な条件も受け入れるようにしています。
こうした講演を受けると、主催者の力量というか管理能力がよくわかります。要領よく段取りしてくれるところと、こちらを不安にさせてしまうようなところに分かれるのです。要領よく段取りしてくれる主催者は諸条件を最初にばしっと提示してくれますし、交通機関や宿泊の手配もどちらがするにしてもわかりやすく指示してくれます。また謝金や経費の支払いについても、支払日や明細を事前に教えてくれるので不安が生まれません。
一方で、段取りの悪い主催者に共通しているのが、外部の人間に何かを依頼しているという意識の乏しいこと。経費に関する内部規定を当然のように強要してきたり、何より重要な講演内容のすり合わせが十分でなかったり。いわゆる役所仕事的な仕切り方をしてくるのです。
今回は夕方から移動して会場近くのホテルに泊まります。前泊するように要請はありましたが、その他の細かい指示は無し。内部関係者ではないのだからもう少し丁寧に連絡してもらいたいものです。
朋あり遠方より来たるまた楽しからずや
月末には家業のサラリーマン時代から付き合いのある人が福岡に来てくれることになっています。年1,2回くらい会って、あまり難しいことを話さずにお酒を飲む仲です。
家業を投資ファンドに事業譲渡して代表取締役を退任した後、私の周りは変わらずに付き合ってくれる人ばかりでした。急に態度が変わった人やよそよそしくなったような人はほんの少しだけ。ありがたいことに多くの人は私が次の社会人人生を歩み出すのを見守ってくれたのです。彼もその1人で、その後、私が中小企業支援家に転身してからもいろいろアドバイスをくれるありがたい存在です。
基本的に私は人間関係に執着することは少ないように自覚しています。感性が合わないと考えた人とはばっさりご縁を切りますし、負担感を感じるようになったグループとも遠慮せずに距離を置くようにしています。人は誰しも限られた時間の中で人生を歩んでいるわけで、そうした人たちに割く時間がもったいないと思うのです。
さて前回飲んだのは大阪だったか福岡だったか。とりあえず今回は博多駅近くで飲むことになっているので、私がご馳走しなければいけませんね。次の日のお茶のお稽古は休みなので、二日酔いを心配せずに楽しめそうです。
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