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コラム

日曜日に考えたこと

今日は日曜日。特に着地を定めずに頭の中にあることをつらつらと書き進めてみたいと思います。

これから眼鏡店へ行ってきます

今日この後は眼鏡店に行ってきます。息子の眼鏡が小さくなってきたようなので、検査をしてもらうつもり。カメラを買おうと手元に用意しておいたお金がこれで飛んでいってしまうような気がして、戦々恐々としています。

ついでに私も検査。このところ老眼がきつくなってきているようなので、このままのレンズで良いのか調べてもらいます。元々、視力は1.2とか1.5をずっと維持しているので、「老眼になるのは早いよ」と言われていました。つい最近まではそれほど自覚はなかったのですが、ようやく手元が見えづらくなってきました。夕方以降は本を読んだりするのが面倒くさくなることも。

家業の従業員の先輩達ともよく老眼の話をしたことを思い出します。皆さん最初は自分が老眼であることを認めようとはしません。「まだ本格的な老眼ではない、100円ショップの老眼鏡で十分だ」といった感じ。そのうちに進行してくるとようやくきちんと検査を受け、それなりの眼鏡を用意することになります。最後には誰もが「さっさとちゃんとした眼鏡を掛けておけば良かった」と話すのがお約束でした。

そんな先輩達を目撃しているので、私はさっさと眼鏡店のアドバイス通りにレンズは遠近両用にしています。

会いたい時に会いたい人と会う

従業員の先輩達を思いだそうとすると、私の記憶はもう8年前が最後のもの。家業を離れてから会っている人もいますがほんの数人。自分自身がまだそれほど老け込んでいないつもりでも、彼ら彼女たちも毎年1歳ずつ年を重ねているわけで、それぞれの人生を歩んでいることでしょう。

少し前に元従業員が京都で集まるというので声を掛けてもらったことがあります。同窓会的な感じでしょうか。結構な人数の宴会になるよとのことでしたが、私は辞退することに。何となく気が進まなかったのです。今さら「社長」と呼ばれるのもうれしいですが昔の話。そもそも学校の同窓会も一切出席しないことにしているので、会いたい時に会いたい人とだけ会うというのを大事にしている私には同窓会形式というのはちょっと気が重かったのです。

家業の創業は1752年。ちょうど池波正太郎の剣客商売を読み進めていて、主人公の秋山小兵衛が四谷に道場を構えたのが同じ年という設定を知ったばかり。代表取締役を務めていた当時には「創業300年の記念式典は盛大にやりたいな」などと話していたものですが、もはや叶わぬ夢になりました。

(企業信用調査マンの目) 「ファンド投融資先企業」 破綻続く:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72994450U3A720C2X12000/

ファンド傘下のかつての家業がこの先どうなっていくかはもちろん気になるところ。あれから8年も経って、ファンドが手放すタイミングを逸したのか、それとも企業価値を思うように高められなかったのか。商売に勝利の方程式や魔法の杖は存在しないわけで、投資ファンドが経営に関与したからといって何かが約束されるわけではないようです。

家業を離れた私が中小企業支援家として活動しているのも、よく考えたら皮肉な話です。ありがたいことにこれまで多くの事業者に使ってもらえていて、家業しか知らなかった私には毎日が驚きの連続。経営者に知恵とアイデアを提供して、自分たちだけでは手が届かないところにあった成果を掴み取ってもらうお手伝いをできるのは、第二の社会人人生で出会ったまさに天職だと思っています。

秋の渡月橋

この橋を見ると「後ろを振り返るな」という祖父母の声を思い出します

やはりK-3 Mark III Monochromeが気になるこの頃

京都というと、昨日の茶道教室で先生が京都のお菓子を出してくださいました。よくいただいていたものなので懐かしく頂戴しました。

息子の修学旅行が京都・奈良・大阪とのこと。班も決まり、楽しそうに準備をしているようです。京都に住んでいたのが幼稚園の年長までのほぼ5年間。いろいろな所に連れて行ったのですが、本人の記憶はだいぶ薄れているようでがっかりしてしまいます。ママチャリに乗せて歌を歌いながら走り回っていたことなど覚えていないというのには、私にとっては大事な思い出だけに寂しいこと。まぁそんなものなのでしょう。

京都で使っていたカメラはRICOHの初代APSのGR。私にとっては思い出深いカメラです。常に持ち歩いていて、直感的に操作して撮影するところまで使い込めた数少ない機種。この後も歴代のGRは手に入れていますがいまいち愛着が湧かないまま、割と早めに手放すことが続いています。次期モデルが出ても買うかどうか。今同じペンタックスリコーから選ぶなら、K-3 Mark III Monochrome を手に取ることでしょう。


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