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コラム

最近購入した本(2023年9月)

最近購入した本を紹介してみます。いずれもKindle版。

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー

カラマーゾフの兄弟 完全版 近代ロシア文学叢書

ふとAmazonに表示されたので購入しました。基本的にこういった世界的な文学作品は読まずにきたので、最後まで読み通すことができるか今から心配です。同じく日本の純文学も、教科書に掲載されていたものを授業で読んだくらいで、自分から手に取ったことはありません。何か、押し付けられている感を勝手に感じてしまって苦手なのです。

私が好きなジャンルは小説。可能であれば常に小説を読み続けていたいくらいですが、目も疲れるし、仕事もあるのでそうも言っていられません。最近は池波正太郎の剣客商売を読んでいてようやく中盤に差し掛かってきたところ。次は海外小説を読もうかと今から計画中で、何を読もうかと考えている時間も幸せです。

中学2年生の息子と出かけるときも本は読んでいて、そろそろ息子にも「外出時には本をカバンに入れておきなさい」と提案しています。先日は野球の本を持ち出してパラパラと眺めていました。

そもそも私が本を読むようになったのは、ライト兄弟の伝記を買ってもらってから。小学1年生の時に近所の本屋で手にしたものです。それ以来、本が欲しいというと好きなだけ買ってくれたので幸せな家庭でした。

息子には本を好きになってもらおうと、妻が読み聞かせを続けていたのですが、どうやら文字よりも映像の方が好きな模様。私が録画しているドキュメンタリーなどは以前から勝手に観ていて、自分と相性の良い媒体から情報を取ってくれれば良いやと思っています。

零式戦闘機 吉村昭

零式戦闘機(新潮文庫)

日経産業新聞の連載で「ものづくり記」というのがあり、9月はホンダが取り上げられていました。ホンダジェットに関連するエピソードも含めて興味深く読ませてもらい、ふと国産航空機についてどんな本があるのだろうかと検索。好きな作家のひとりである吉村昭が書いている本書を購入することにしました。

それにしても日経産業新聞(電子版)の購読料は日経電子版4,277円にプラスしてたったの1,527円。経営や中小企業支援に関わる者にとっては格安の情報源です。私は日本経済新聞と日経産業新聞と日経MJを購読していて、3紙の発行日には2時間近くかけて読んでいます。それだけの時間を掛けてでもインプットを続けないと、中小企業支援家として世間の流れに置いて行かれるという恐怖感があります。新聞が絶対の情報源だとはもちろん思っていませんが、費用と時間を考慮したときにとても効率の良い媒体であるのは事実。他に購読している雑誌は労働経済判例速報くらいで、テレビをほとんど見ない私には貴重な情報源です。

地方中小企業の経営者とお話ししていると、新聞を読む人はかなり減っているように感じます。ふとした新聞記事などを話題に出したり紹介したりすると、喜んでくれる人がほとんどで、「私も読みました」と言ってくれる人が少ないのです。日本経済新聞もじっくり読もうとすれば1時間2時間は平気で時間を取られます。忙しかったとしても時間を自由に使えるのが経営者の特権の一つなので、スマホをだらだらと触るくらいであれば、新聞を読む時間くらい作ればよいのにと考えてしまいます。

本がぎっしり詰まっている本棚

次に読む本があるというのは幸せなことです

三国志 吉川英治

三国志 全12巻完全版 地図付 

吉川英治の新・平家物語は私が好きな小説の一つ。そろそろ読み返したいなと気にはなっているのですが、ついつい別の本を手に取ることが続いています。そんな時にふとAmazonを眺めていると、三国志が表示されていて、購入しておくことに。新・平家物語以上に評判が良いようなので楽しみにしています。

中国の人物名が頭に入るか心配で、これまで避けてきた三国志。でも、春に蒼穹の昴シリーズを読み終えたので、中国の人物が多数登場しても違和感なく読み進めることができることは確認済みです。

家業で代表取締役を務めていた時に、一時期は自分で紙の本をスキャンしてPDFを作成していたことがありました。いわゆる自炊というやつです。当時、自炊した本の一つに横山光輝の三国志があります。マンガですね。急いで全60巻を読み終えたものの、最後は登場人物の顔が全部同じに見えてきてしまいました。やはり近いうちに吉川英治版を読まなくてはいけませんね。


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