地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

ブログを書き続けるために心がけていること

もうすぐこのブログも500日連続更新を迎えます。最初は100日連続を目標にしていたので大成功。日々、ブログを書き続けるためにどんなことに留意しているかを書いてみます。

朝の時間を有効活用する

7時過ぎにはパソコンを開いてブログを書き始めるようにしています。30分で書き終えることもありますが、そんな日はほとんどなくて、その日のテーマを検討するだけで時間が過ぎてしまうことも。だいたいはテーマを決めて、700字ほど書き進めると出かける時間を迎えます。その後、記事を仕上げるのは夕食後です。一つの記事を書き終えるのに、朝と夕方の時間を合わせて1時間から2時間くらいを費やしていることになります。

朝一番にパソコンを開くようにしているのは、最も頭が回る時間に書き始めたいから。この時間をどれだけ有効に使えるかで、その日の記事の出来が大きく左右されます。その日の記事はその日に書くと決めていて、記事を書き溜めることはしていません。日々の自分を知ってもらうためにも決めているルールです。毎日書き続けるためにも、頭の回る時間帯に書き始めるようにしています。

そのままの自分をさらけ出す

ブログに書いているのは私のそのままの状況です。きらびやかな成功体験らしきものだけを並べ立てようとは考えていません。情報発信の目的が「知ってもらうこと」であるので、虚構の姿を伝えたところで意味を成さないのです。大事なのは私が何をしていて、何を考え、どんな経歴を経てきたか。自分を知ってもらうためには、背伸びしない自己開示が求められます。

嘘をつくといつか必ず破綻するもの。反対に事実そのままをさらけ出していれば、ネタは途切れることなく続きます。家業を投資ファンドに事業譲渡した経緯、中小企業支援家に転身した後の支援事例、多くの地方中小企業の経営者と対話を重ねたエピソード、社会保険労務士事務所の経営者として考えていること。そんなことを淡々と書き連ねることを意識しています。

以前だったら「映え」ということでもてはやされていましたが、背伸びしている底の浅い発信は、あっという間に見破られるようになりました。なんとなく鼻につく、地に足のついていない感覚が受け手に伝わるようになってしまったのです。この変化に気づいていないと、いつまでもキラキラとした何かを見せなきゃと焦ってしまったり、身の丈に合わない何かにすがりつこうとしたりすることになります。結果、疲弊してしまい、情報発信を続けることは困難になります。もちろん、情報の受け手は虚像を信じ込んでいるので、せっかく問い合わせなどに繋がったとしてもミスマッチが生じてしまうことになります。

ありのままの自分をさらけ出すことで、その姿に共感してくれる見込客と繋がることが情報発信の目的です。

朝の光を浴びる置き時計

ブログは朝どれだけ書き出せるかが記事の出来を左右します

新しいことに積極的に挑戦する

ブログを書くために、というわけではありませんが、新しいことには積極的に挑戦するようにしています。これもブログを始めた効果の一つでしょうか。新しい挑戦の何かが商売に関連するのであれば、私のブログのネタになります。

例えば明後日、着物屋に行くことにしました。以前から迷っていた着物についてリサーチしてこようとアポを入れました。その場で購入することは(たぶん)ないと思いますが、これも立派な新しい体験です。また、11月には新しいテーマで講演する機会があります。どのように準備しているかなど含めて、ブログのネタにすることができます。

地方中小企業の経営者に「情報発信をしましょう」とお勧めすると、あっという間に勘所をつかんで売り上げに結び付ける人と、いつまでも動き出さずに成果を手にすることができない人に分かれます。またせっかく発信を始めたとしても、ほんの数回で途切れてしまう人もいます。

私の肌感覚では9割以上の事業者が情報発信を満足に行えていません。非常にもったいないことだと思っています。逆から見れば、これだけ多くの事業者が満足に発信できていないということは、始められさえすればそれだけで競合に差をつけることが実現します。私自身もこのブログを実験のように始めたわけですが、事業上の効果を確実に感じています。

せっかく始めるのであれば毎日更新しようと決めたルール。自分なりに続けるための工夫をしながら書いていきたいと思います。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP