このところ先延ばしにしていること
ふと気付いたらいくつか先延ばしにしていることがありました。
息子には「面倒くさいことからさっさと片付けろ」と言ったばかりなのに。
どんなことを放置していたか書いてみます。
健康診断の日程を決める
毎年必ず健康診断を受けています。雇われる立場であれば、会社が健康診断や人間ドックを受けさせてくれるのですが、私のようにフリーランスになると自分で機会を設けなくてはいけません。今年も加入している協会けんぽの生活習慣病予防検診という名の健康診断を受ける予定。
地方中小企業の経営者とお話ししていると、業務が多忙であることを理由に自分の健康診断を後回しにしている人を見かけます。特に創業まもない人に多いようです。事業を立ち上げようと腐心しているので、健康診断ぐらいのことに時間を取られたくないのかもしれません。
私がお伝えするようにしているのは、「雇われる立場の時は会社が守ってくれていたので、独立したのであれば自分の身は自分で守ってください」ということ。今は当たり前のように気力体力が充実していたとしても、長い人生の間では必ずどこかで不調に陥ることがあります。その際にあわてることなく対処できるように、せめて毎年の健康診断は受診しておいてもらいたいのです。
私も先月で46歳になりました。間違いなく社会人人生は後半に入っているわけで、20代30代の頃と何も変わらないように思っていても、これから体力が低下するのは間違いないところ。今の自分に油断せずに、心と体のメンテナンスを心掛けたいものです。
領収書をfreeeに入力する作業
個人事業主なので、当たり前のことですがお金の「出」と「入り」を管理する必要があります。使用しているのは会計クラウドソフトのfreee。さらに税理士と契約して困った時のアドバイスと確定申告を手伝ってもらっています。
銀行口座とクレジットカードの利用履歴はfreeeに同期されるようにしています。定期的にfreeeからお知らせが来て、その都度、仕訳をおこなっています。かつての家業のように商品の仕入が日常的に発生する事業ではなく、無形の商品・サービスを取り扱っているので、日々の仕訳数は大したことはありません。
ところが現金で支払ったり、キャッシュレス決済したものはレシートをもらっていて、後日手入力する必要があります。この作業を今年はまだ一回も行っていません。先延ばしにしてしまっていました。
それほど多くのレシートが手元にあるわけではありませんが。手入力というのがなんとも気が重たくてついつい後回しにしてしまっていたのです。今年ももう2/3が終わっているのに。確定申告前に大量の作業はしたくないのでそろそろ着手しようと思っています。
私のような零細士業事務所にとって業務の効率化は、時間の使い方を見直すことに直結します。最近は請求書発行業務を効率化したばかり。といって効率化できないこともあるわけで、特にレシートの整理と入力は今のところ避けて通れません。さっさと腹を括って作業してしまうことにします。
筆ペンの練習
12月に茶道教室のお茶事があります。私に割り振られたお役目で、亭主としてお客様に招待状を出さなくてはいけないそうです。去年は入会したばかりで訳がわからぬまま参加させてもらい、出席する旨の返事とお礼状を書いています。今年は立場が逆になり、招待状を出さなければいけないわけです。
となると問題になるのが筆ペンで文字を書くこと。10通くらいを書かねばならないというので、多少は練習しておかねばならないと思っています。元々、かなりの悪筆なのでついつい後回しに。そろそろ練習帳か何かで手を動かし始めようと思っています。
字が汚いというのは小学生の頃からで、こればかりはどうしようもないと長年放置していました。現在は経営者と話しながらメモを取る仕事をしていて、字が汚いのはしようが無いと開き直り、隠すこともなく書かせてもらっています。
経営者と話す時に使用しているのがリーガルパッドの小さいものと万年筆。自分の記憶に残すためにメモを取っているので、シンプルに書きやすい道具を探していて行き着きました。
字が汚いのにわざわざ万年筆を使うというのもおかしいと思われるかもしれませんが、小さい時から通っていた主治医の先生がかなりの悪筆でカルテを書いていて、彼の持つ万年筆を眺めるのが好きでした。字が汚くても万年筆を使っても良いのだと、幼い頃の私に教えてくれたと勝手に思い込んでいます。
実は他に一つ先延ばしにしていたことを今日の午前中に片付けています。もし進展があればまた別の機会にご紹介できることでしょう。
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