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コラム

プリンターが壊れたけれども再購入しないと決めた話

8年以上使っていたプリンターが動かなくなりました。
月に数回、印刷やスキャンするかしないかという頻度でしたので
新しいものは買わずに電子化を進めようと考えています。

プリンターで何を印刷していたのか

プリンターで印刷していたものは、
顧問先への請求書と息子の宿題関連の資料
くらいで月に数回使うかどうかといった状況でした。

最後に私が印刷したのは2ヶ月前。
顧問先に送る請求書と領収書でした。
ただそれも先月からはWebゆうびんに移行。
ますますプリンターを使用することはなくなっていました。
ちょうどその機会にプリンターが動かなくなり、
さてどうしようかと考えましたが買い替えないことに。

プリンターを新たに購入してしまうと、
使わないともったいないので何かを印刷することになります。
業務効率化の観点からすると本末転倒で、
使わなくて済むものなら部屋に置く必要はありません。
このタイミングでプリンター無しの業務と生活を目指すことにします。

もちろん何かを印刷する必要は発生しうるわけで、
その場合はコンビニのネット印刷を利用します。
幸い、今の自宅兼事務所からは徒歩数十歩でコンビニにたどり着けます。
先日も息子が夏休みの宿題で何かを印刷していたようですが、
ちゃちゃっとネット印刷で済ませてしまっていました。
インクの鮮度や詰まりを気にする必要がないのがネット印刷の利点。
たまに印刷するくらいならネット印刷で十分です。

請求書を郵送していた顧問先へは「Webゆうびん」を利用するようになりました。
先月から移行していますが、特にご処理に問題は無かった模様。
印刷する手間が省けるようになったのはもちろん、
切手を用意する必要もなく、
レターパックライトとクリアファイルを使用せずに済むので経費も削減できました。
世間でどれだけ認知度があるサービスなのかはわかりませんが、
士業など郵送の多い仕事を手掛ける事業所にとってはうれしいツール。
しばらく使い続けてみようと思います。

書籍の電子化を定期的に行う

1年少し前の引っ越しを機に、蔵書の電子化を行いました。
貯まりに貯まっていた未読の本を一気にPDFにし、
iPadから読めるようにして身軽になりました。
そろそろまた新たな本が貯まってきているのでまた電子化をお願いすることに。

前回は業者を分けて、品質などをチェックしてみましたが、
今回は1社のみに依頼することにしました。
前回、一番対応が悪かったのが
「電子書籍化サービス24HR」というところ。
納期の確約がないというプランに申し込んだのが大失敗で、
いつまで経っても連絡がありませんでした。

私も失念してしまっていてどうしても必要な本を探しているうちに
この会社に電子化を依頼していたことを思い出し、
あわてて状況確認と催促をするといったことがありました。
そのあとはすぐに作業に着手して納品してもらえたのですが、
連絡をしていなければいつまでも放置されていたのではないでしょうか。
二度と使いたくない業者です。

一方、反応が良かったのがスキャンピー。
明朗会計で納期も約束通りです。
以前にも使ったことがあったのに他の業者と比較した私が間違いでした。
今回もスキャンピーに依頼することにしています。

今回PDF化しようとしているのは
・アマチュア無線
・茶道
・和菓子
関連の本が多いです。

前回はビジネス書を中心に依頼していて、
それ以外の分野の電子化は見送っていました。
また昨年10月から茶道を始めて何冊か参考になりそうな本も増えているので
今回はビジネス書以外の電子化をすることにしました。

印刷中のプリンター

そういえば年賀状を印刷することもなくなったのでますますプリンターを使う場面は減っていました

士業が開業する時に用意するアイテムは変化している

士業が開業しようとすると、
まずはどういったアイテムを揃えなければいけないのかリサーチすることでしょう。
私もプリンターを始め、印鑑、封筒、名刺などを用意しました。
当時はプリンターは必須だったとは思うのですが、
いま開業するのであれば真っ先に用意する必要はありません。
無いなら無いで業務を行うことは可能でしょう。

かつての常識も少しずつ変化するわけで、
最初からすべてを揃えようとするのではなく、
まずは名刺とウェブサイトだけを用意するところから始めれば良いでしょう。

特にウェブサイトは名刺以上に重要です。
凝った名刺を用意しようと手間と費用を掛けるくらいなら、
ウェブサイトに投資した方が得られるものは大きいと思います。

  • 業者のテンプレートを利用したウェブサイト
  • 中身がスカスカなウェブサイト
  • プロフィール写真の質がイマイチなウェブサイト

こうしたウェブサイトは集客をする上で逆効果になりかねません。
しっかりとコンテンツを用意してウェブサイトを構築しましょう。


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