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コラム

新しいことに挑戦し続ける

夏休み。中学2年生の息子が新しい経験をできるように心掛けています。
もちろん、やるやらないは本人の自由。
親が先回りしすぎると白けてしまうので
「こんなこともあるよ」とチラ見させる程度がちょうど良さそうです。

空港での撮影体験

一昨日に出かけたのは福岡空港。
息子に「飛行機を撮影しよう」と声をかけ、展望デッキに足を運びました。
家を出るときにはさんざん文句を言っていましたが、
目の前に広がる飛行機の離着陸にすぐに興味を惹かれたよう。
カメラを首からかけて、自由に撮り回っていました。

私がカメラを好きになったきっかけは妹がフィルムカメラを使っていたから。
それならば自分もと、Olympus OM-1MDの中古を手に入れました。
最初に手にしたのが機械式のマニュアルフォーカスだったのが幸いして、
シャッタースピードと露出とフィルム感度の関係を知ることができ、
古いカメラでもメンテナンスさえされていれば長く使える道具であることに驚きました。

息子に渡したのはCanon R7に100-400mmの望遠レンズをつけたもの。
オートモードに設定しておき、
とりあえずシャッターを押せば撮影できる状態にしておきました。
フィルムカメラでもないのにシャッタースピードがどうとか教えても興味を失うと思ったので。

息子は以前から飛行機に乗るたびにiPhoneで写真を撮っていて、
望遠レンズで構図を決めながら撮っていくのは楽しかったよう。
小一時間ほど撮影し、最後にはまた来たいとまで言っていました。
R7は近いうちに売るつもりでいたのですが、
息子が使いたいというのであれば手元に残しても良いかなと思います。

これをきっかけに飛行機写真への興味を深めても良いし、
カメラそのものへの関心を抱いてくれても良いです。
本人が新しい世界を知るきっかけになれば、
何かの役に立てたということでしょう。

SUPでの水遊び

昨日はキャッチボールをしようと近くの公園に出かけました。
日差しを避けるために午前中に自転車で出発し、
帰りがけにラーメンでも食べて帰ろうかという計画でした。

ところが公園を眺めていると、
海岸でSUP(Stand Up Paddleboard)の体験会をやっているではないですか。
キャッチボールは短時間で切り上げて、SUPに乗ってみることにしました。
「お父さんは乗りたいから行く、お前も乗りたいならついて来い」という感じ。

数年前までたまにシーカヤックを漕いでいた私。
SUP自体は初めてですが、なんとなくどうにかなるだろうと考えていました。
まったく初めての息子も、
とりあえず漕げば体が勝手に付いてくるだろうと思っていました。
いざ漕ぎ始めるとやはり何とかなるもの。
ほぼ平水だったせいもあり、すいすいと漕ぎまわることができ、
後ろを見ると息子も膝立ちではありますが、パドルを操っています。

カヤックと違ってSUPは身軽なのが大きな魅力です。
組立もほぼ不要だし、荷物も少なくて済みそう。
すでにカヤックを2艇も所有しているのにSUPも欲しくなってしまいました。
ちなみにカヤックはどちらも組み立て式のものなので、
もしSUPを買うなら同じようにインフレータブルのものが欲しいなと思いました。

息子にとっては初めての「漕ぐ」という動作をした日でした。
漕ぎ方がどうとか、濡れたらどうしようなどと細かいことは置いておいて
とりあえず艇?の上に乗せてみました。
そのあと楽しめるかどうかは本人次第。
また一つ新しいことを体験できたので、彼の趣味の選択肢が広がったことでしょう。

次回は涼しくなったら自艇を久しぶりに引っ張り出して、
二人で漕いでみることにします。

福岡空港の外観

福岡空港の展望デッキで写真を撮りました

今までと違う映画を観る

息子の塾や部活が無い日はタブレットで映画を観ることが多いです。
小学校の頃からの習慣でたくさんの映画を観てきました。
ただ、どうしても子どもが好きそうな
アベンジャーズだとかスターウォーズだとかに偏りがち。
そこで、最近はちょっと今までと違う映画を選ぶようにしています。

先日見たのは「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」。

あのマクドナルドが大きく成長する過程で、
創業兄弟が事業を乗っ取られる様子を生々しく描いたもの。
どちらが良いとか悪いではなくて、
商売の世界の厳しさを教えてくれる経営者必見の映画だと思っています。

「マンガ 経営戦略全史」なども思いのほか興味を持って読んでいたせいか、
いつものアベンジャーズが出てくるような映画ではなくても
最後まで面白く見ることができた様子。
またひとつ、知らない世界を知ることができたのではないかと思っています。

中学生にもなると親が手取り足取りしたところで本人はそれだけで嫌がるもの。
新しい世界を知るきっかけを作ってやるくらいがちょうど良さそうです。

経営者も自分の会社のことだけを見ていると、視野が知らず知らずのうちに狭まります。
いつかの自分が中学生だったころを思い出し、
いつまでも新しいことには興味を持ち、迷わず積極的に飛び込むように心がけたいものです。


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