メルマガを発行しようと決めた話
近いうちにメルマガを発行しようと決めました。
どんなことを考えているかを書いてみます。
情報発信の媒体を一つ増やす
情報発信はまず始めて、継続することが重要です。
必要性は理解していても始められない人が多く、
さらに始めても継続できない人がほとんど。
ということは情報発信ができているだけで、
独自の立ち位置を築くことが可能です。
競合に差を付けることができるようになります。
私の情報発信のベースはこのブログ。
昨年5月から始めて毎日更新し続けています。
対象は経営者と士業に絞っていて、
私の経営経験と中小企業支援事例などをベースに書き連ねています。
また今年5月から始めたのはポッドキャスト。
以前にコミュニティFMで番組を持たせてもらっていた経験を生かし、
音声メディアでも情報発信を始めることにしました。
毎月1回の収録を続けていて、
何より大切な「継続」するペースを掴めてきたところです。
中小企業支援に携わっていると、
事業者に情報発信を勧めることが多々あります。
ほとんどの事業者が満足な情報発信をできていないからです。
しかし「○○といったコンテンツで発信してみましょう」
と促しても行動する方はほんのわずか。
勇気を持って始めた事業者の成功事例をお伝えしても、
ほとんどの経営者ができない理由を並べ立てて、
最初の一歩を踏み出すことはありません。
非常にもったいないことですが、
行動するかしないかまでは強制することができず、
いつも歯がゆい思いをしています。
私自身も情報発信によって効果を体感しています。
講演の依頼が入り、新たに顧問契約させてもらうこともできました。
SNSだとかネット広告に頼らずとも、
こつこつと情報発信を続ければ直接的に商売に結びつくものなのです。
こうして情報発信の効果を得られると
さらに間口を広げて自分のことを知ってもらいたくなります。
つまり、発信する媒体を増やしたくなるのです。
そこでブログ、ポッドキャストの次はメルマガを始めようと決めました。
今さらメルマガかよ、と思われるかもしれませんが、
ブログとの相性や対象とする読者を考えるとメルマガを始めたくなりました。
メルマガの特性を把握する
メルマガの特性を検討してみると
・登録読者のメールボックスに直接届けることができる
・ブログと違ってSEOを意識しなくてよい
・執筆済みのブログ記事と親和性が高い
といった点がメリットであるようです。
一方でデメリットは
・登録されないと読んでもらえない
・ブログとの差別化が必要
といったことが考えられます。
特に注意が必要なのがブログとの差別化。
同じことを書いていてはわざわざメルマガを読んでもらう必要がありません。
登録読者だけに届くメルマガの特性を意識して
コンテンツを作る必要がありそうです。
といったことを考えると、
私が発行しようとするメルマガは
・対象を経営者と士業に絞る
・週1回の発行にする
・有料にする
という体裁で始めてみようと思います。
有料か無料か
一番悩んでいるのが価格設定です。
そもそも有料にするか、無料にするか。
ブログとポッドキャストは無料で発信しています。
ブログはすべての入り口だと思っているので無料は当然。
ポッドキャストは私がどんな声でどんな話し方をしているかを知ってもらうためのものなので
今のところ無料としています。
そのうちに有料のイベントなどできたら楽しいかもしれませんね。
さてメルマガはどうしようか。
有料の価値があるかどうかは消費者が判断することですが、
そもそも有料で提供するかどうかは私が自由に決められること。
商品・サービスのメニューにどのような値付けをするのか決めるのと同じです。
例えば講演は2時間で22万円を標準料金としています。
主催者の状況によって配慮をすることもありますが、
基本的に無料では受けていません。
主催者は私のコンテンツを利用して何かに役立てようとするわけなので
当然、私が無料でお手伝いする筋合いはありません。
顧問料は手続き業務だけを手掛けている社会保険労務士と比較すると
かなり高額に設定させてもらっています。
同じような価値を提供できる競合が見当たらないのです。
独自の価値を提供できている自負があるのでしっかりと値付けしています。
そう考えていくと、
ブログやポッドキャストで興味を持ってくれた人が
メルマガをわざわざ登録してくれることになるわけで、
ここはより良い見込客リストを育むためにも有料にした方が良さそう。
無料でないと読まない、という人はブログとポッドキャストだけで満足してもらえば良いのです。
さらにお金を払ってでも関心を持ってくれる人と関係性を深めるために
メルマガという媒体を利用してみようと思います。
このように媒体それぞれに役割は自由に与えることができますし、
価格設定も任意に定めることが可能です。
雇われる立場では困難な、自らの値付けを自在にできるのが自営業の醍醐味の一つ。
情報発信は情報を垂れ流すのでなく、
知ってもらい、見込客となってもらうことが目的です。
大きな趣旨目的を忘れずに様々な媒体で続けていこうと思います。
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