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コラム

ポッドキャストの配信が3か月続いている理由

5月からポッドキャストの配信を始めました。
明日の配信で13回目。
8月配信分はすでに収録してあるので、17回目までの準備が済んでいます。
音声メディアを利用した情報発信を続けられている理由をまとめてみます。

「型」を作ることができた

ポッドキャストの配信の流れは、

・アシスタントのにしべさんと収録日を決める

・収録日前日までに各回で話すテーマを私が考えておく

・収録直前に少しおしゃべりをして、話す方向性をすり合わせる

・ぶっつけ本番で4,5回分を収録する

・録音データを配信データに分割する

・アプリ上で説明文を追加したりして配信する

といったもの。

毎月1回の収録としていて、この流れが定着しつつあります。
「型」ができてくると負担感はぐっと減るので、
情報発信で何より大事な、継続することが可能になります。

最後まで手間取っていたのが収録環境の構築。
具体的にはどういった部屋で録音するかというのが問題でした。
元学校の公民館を利用させてもらっていて、
当初は普通の教室を使っていましたが残響音がひどい。
ソフト上で調整するのにも限界があり悩んでいたところ、
8月配信分の収録からは元放送室を使わせてもらうことになりました。
狭い部屋ですが元放送室だけあって環境は完璧。
きれいな録音データを得られるようになりました。

次回は8月末に9月配信分を収録予定です。
作業の「型」が決まったので快適に取り組めます。

アシスタントの強力なサポートを得られている

番組の体裁はざっくり言うと、
私とアシスタントが経営について語る、というもの。
一人で話しきる自信が無いのでアシスタントに助けてもらう必要があるわけです。
言葉を繋ぎ続けるというのは私が最も苦手とするところ。
アシスタントがいてくれないと番組として成り立ちません。

当初はポッドキャスト運営代行会社を使うことも検討しました。
問い合わせたところ対応も良く、コストも思っていたより低め。
アシスタントのアナウンサーも紹介してくれるといいます。

ただ、せっかく始めるのであればノウハウは内部に蓄積したいと考えました。
一度、代行会社を利用してしまうと細々としたところまで管理されてしまいます。
もちろんその管理を代行してもらえるのが魅力ではあるのですが、
私にとっては運営の自由を確保しておくことの方が重要に思えました。

そこで決めたのが、すべてを自分で立ち上げること。
番組名を決め、カバーアートを外注し、台本も自分で用意しました。
残るはアシスタントの手配です。

そのアシスタントはにしべちえさん。
https://chienishibe.wordpress.com/

コミュニティFMの番組でもご一緒していたので、
同じように助けてもらうことにしたのです。

ある人にポッドキャストを始めたと報告したところ、
私についてはまったくコメントはなく、
「アシスタントのスキルがすごいですね」
と褒めていただきました。まぁ、良しとしましょう。

放送中のランプ

元放送室で収録することにしました

楽しいのが一番

何か新しいことに取り組むにあたっては、
楽しくできるかが成否を左右すると考えています。
苦行のような取り組みは長続きしませんし、負担感も大きいもの。
楽しくできるのであれば、それだけで有利です。

ある関与先で新規事業に取り組んでもらうことにしたところ、
当初は「なんで新規事業なんかやらないといけないのか」という反応でした。
ところが経営者の強みを生かせる取り組みを新規事業とすることが決まると、
慣れない情報発信も含めて楽しそうに継続してくれています。
ささやかに成果が出始めるとますます楽しくなり、
今では従業員も巻き込んで成長のステージがまた一つ上がったようにお見受けしています。

仕事だからといってやりたくもないことに取り組むのは生産的ではありません。
仕事だからこそ楽しく、自分の機嫌を取りながら手掛けたいもの。
ポッドキャストが今のところ、ストレスなく続けられているのも、
何より楽しいから続けられるのだと思っています。

私はたまたま、ブログとポッドキャストを情報発信の媒体として選んでいます。
どういった媒体を利用するかは人それぞれ自由に選べば良いこと。
選ぶ際の基準があるとしたら、
「楽しく取り組めそうか」というのが重要でしょう。

情報発信の肝はまず始めて、そして継続すること。
始めるにしても、継続するにしても、楽しみながら取り組みましょう。

 


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

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