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コラム

士業マーケティング 通勤時間が無くなる代わりに始めたこと

完全に自営業に移行して15ヶ月になります。
前職までの通勤時間というものから解放されました。
代わりにどんなことに時間を使っているかを書いてみます。

通勤時間をどう過ごしていたか

東京でサラリーマンをしていた頃は、
片道1時間を通勤していました。
そのうち45分は混んでいる都営大江戸線。
車両が小さめということもあり、
座れないと、朝から疲れてしまう環境でした。
当時は常に文庫本を持ち歩いていて読書をしたり、
社労士試験に興味を持ってからは
市販のテキストを暗記する時間にしていました。
結婚して千葉に住んでいた頃は、
さらにラッシュがひどくなり、なかなかつらい状況に。

京都に転勤してからは徒歩通勤に。
途中のスタバで英語のリスニングを勉強してから会社に向かうなど、
職住近接のメリットを享受していました。
気分を上げるためには音楽を聴きながら歩いたりもし、
京都の街中の通勤を楽しむことができました。
当時は今ほど海外からの旅行者は多くなかったのですが、
それでも多くのバックパッカーらしき人などをよく見かけました。
そんな彼ら彼女たちによく道を聞かれることがあり、
申し訳ないレベルの英語でなんとなく道案内をした記憶があります。

前職は一転してマイカーでの通勤に。
一人一台は自動車が必要なエリアでしたので
10分くらいの短い時間、運転を楽しむようにしていました。
冬になると東京では想像できないような寒さになり、
出勤前にフロントガラスの氷を溶かしてから乗り込むことも。
最後はVolvo V50に乗っていて、
シートヒーターのありがたさを実感していました。
5年間、無事故無違反だったのは当たり前ですが誇れること。
結構、雑な運転をする人も見かけたので、
巻き込まれないように気を遣う日々でした。

自営業になると通勤時間という概念がなくなる

昨年4月から完全に自営業に移行すると、
私の中で通勤時間という概念は無くなりました。
定期的に出かけている関与先はありますが、
通勤ではなくあくまで仕事のための移動。
朝夕、30分ほど歩くことが多く、
日々のちょうどよい運動になっています。
逆に週末は意識して歩かないと運動不足になりがちで、
iPhoneの歩数計を気にするようにしています。

通勤時間が無くなって、
朝の習慣を一つ増やしました。
それはこのブログの記事を書くこと。
何もしないと起床の時間を遅らせるだけになってしまうので、
通勤時間相当が無くなったと考えて、
朝から仕事に取りかかることにしました。

私の仕事には知ってもらうための情報発信が必要なので、
このブログを立ち上げて記事を書くこととしたのです。

朝の時間で記事を書ききることはほとんどありません。
記事を書き溜めすることはしておらず、
その日の記事はその日に書くことにしています。
そのためまずは書くネタを決めるところから始まります。
すんなりと決まることもあれば、まったく思い浮かばないことも。
何を書くか決めるために新聞やウェブサイトを眺めていただけで
家を出なくてはいけない時間になってしまうこともよくあります。

2日に1回くらいはざっくりと記事を書き始めることができて、
7割くらい書き殴ることができます。
ここまでできれば気が楽で、
夕方に帰宅してからさらっと仕上げればすぐにアップロードできます。
ネタが定まらないまま夕方を迎えると少し焦り始めることになり、
それでも頑張って頭を使い、
最近の出来事などを思い返しながら記事にできるネタをひねり出します。

正しいブログの書き方、みたいなものは判らず、
このスタイルで1年以上やってくることができたので、
今後もこのように出たとこ勝負で記事を書いていこうと思っています。

都営大江戸線のトンネル

都営大江戸線って開業直後はだいぶ空いていたように記憶しています

1日24時間、1年365日

自営業になり、通勤という概念がなくなると、
今まで非生産的だった時間があぶり出されてきます。
その時間をこれからどう使うかは自分次第。
雇われる立場で無くなれば何をするのも自由です。
起床時間を遅らせても良いし、運動しても良いし、
新聞を丁寧に読むことに使っても良いのです。

時間というのは誰にも等しく与えられる資産です。
1日24時間、1年365日。
独立開業したのであれば、
限られた時間でいかに成果を上げるかが問われます。
雇われる立場から士業事務所の経営に転身したですから、
自分の時間の使い方には厳しくなりたいもの。

24時間のうち、通勤時間相当が無くなったのであれば、
その分、何か前向きなことに取り組むことができるはず。
私の場合はたまたまブログを書こうと思い立つことができました。
生産性のなかったであろう通勤時間を
今では有意義な時間に変えることができたと考えています。

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