地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

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コラム

メルマガを50回発信して気づいたこと

非公開のグループにメルマガを発信しています。
情報発信し続ける効果について書いてみます。

メルマガを配信し続けている

昨年の途中からメルマガを発信し続けています。
概ね週1回の配信を心がけていて、
先ほど発信したもので50号となりました。

内容は支援情報等を取りまとめたものと、
最後に私のコラムを載せています。
コラムは基本的にこのブログの再利用で、
読者に合いそうな記事を選んで転載しています。

当初は
「メルマガなんて今時読んでもらえるのかなぁ」
と媒体の持つ力に懐疑的でしたが、
始めてみると思っていたよりも目を通してもらえている模様。

実際に読んでくれた経営者から
「あの記事の視点は参考になった」
などと感想の言葉をもらうことができています。

掲載するネタに困るときもありますが、
これまでのところ少なくとも月4回は発信しています。
2日続けることもあれば、
10日ほど間隔が空くことも。
そのあたりは柔軟に対応するようにしています。

重要なのは継続すること

メルマガを配信し続けていて感じるのは
継続することに意義があるということ。

どういうことかというと、
定期的に情報発信し続けることで、
読者と向き合う覚悟を示せていると思うのです。

ブログを毎日書いているのも同じことで、
ネタがすぐに思い浮かばない時も、
なかなか筆が進まない時も、
体調が悪い時も、
予定が詰まっている時も、
とにかく毎日更新し続けています。

発信し続けていると不思議なもので
徐々に読者は増えていきます。

いつ更新されるかわからないブログよりかは
(内容はともかく)毎日更新されているブログに読者は集まるもの。

メルマガも同じで、
使い古された媒体だと勝手に思い込んでいましたが、
定期的に発信し続ける覚悟を示すことで
読者に目を通してもらう習慣を持ってもらうことができました。

どうしても一方通行になりがちな媒体なので
たまに顔を合わせた読者から
「メルマガ読んでいますよ」
などと声を掛けてもらえるのは何よりうれしいことです。

パソコンを打つ人の手

ブログの記事を流用してメルマガを作成しています

地方中小企業の情報発信について考えること

中小企業支援に携わっていると、
多くの事業者に情報発信を促すことになります。
ほとんどの事業者が自己開示できていないからです。

・自分が何者であるのか

・何を考えているのか

・どういった商品・サービスを取り扱っているのか

・購入するとどういったメリットがあるのか

といったことを伝えられていないのです。

事業者に情報発信を促すと、
自分のことを発信したところで売り上げにつながるのかと
疑問に思われることがほとんど。

しかし、消費者の立場に立つと、
どこの誰かわからない人から買い物する気にはなりませんし、
価格とスペックだけを見せられても買う気をそそられません。

またよくあるのが、
最初の1回や数回だけ発信して続かない事業者。

そうした事業者に理由を聞くと、

・書くことが思いつかない

・反応がない

・知り合いに見られていたら恥ずかしい

といった答えが返ってきます。

書くことがない(と思う)のであれば、
同じことを何度書いても良いのです。

また、自分たちにとって当たり前のことであっても、
読み手にとっては初めて知ることばかり。
ネタがなくなるということはあり得ません。

情報発信を始めて、最初のうちに反応がないのは当たり前。
ブログであれば100記事は続けないと
思うような反応を得られることはないでしょう。
1,2回の発信ですぐに売上に繋がるわけがありません。
まずは自分のことを知ってもらうために手間を掛け、
その後、自然と相手から選ばれるようにするのです。

「知り合いに見られたら恥ずかしい」というのも
続けているうちになんとも気にならなくなるもの。
初対面の人に
「ブログ読みました」
と言われるとなんとなく恥ずかしいですが、
それだけ気にしてもらえるということです。

地方中小企業に圧倒的に足りていないのが情報発信。
逆に言えば、情報発信を始めれば、
それだけで競合に差を付けることが可能になります。
まずは始めること、そして続けること。
もちろん発信の質も重要ですが、
走りながら徐々に整えていけば良いのです。

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