商品・サービスを売るための無形資産を蓄積する
メルマガを読んだ経営者から
感想をいただきました。
ブログの記事も資産になる
あるメルマガにこのブログの記事を転載しています。
そのままコピーペーストすることもあれば、
若干、手直しをすることもあります。
一度書いた原稿を他の媒体にも流用し、
ブログという資産を有効活用しています。
資産というと目に見える物を思い浮かべがちです。
土地、自動車、建物、パソコンなど。
他に、目に見えない物も資産になり得るわけです。
特許・商標、顧客リスト、商売の仕組み、人との繋がり、
金融機関からの信用、顧客からの感想やコメント、
もちろんブログの記事のようなコンテンツも含まれます。
これらの無形資産をどう構築し、
事業の独自化を図るかが、
地方中小企業の成否を分けることに繋がります。
無形資産を意識して強化する
反対に商売に苦労している地方中小企業に多いのが、
商品・サービスのみを前面に押し出してしまい、
十分な競合優位性を築けていないパターンです。
具体的には
・社名、屋号の商標登録をしていない
・売りっぱなしで顧客リストを整備していない
・営業は他人任せで顧客との接点を重視していない
・顧客に限らずファンになるような利害関係者がいない
・困った時のみ銀行に頼ろうとしている
・顧客からの声を蓄積せずに商売に生かしていない
といったもの。
可視化できない要素だからこそ、
無形資産を強固にできれば強みになります。
ある技術系の会社の経営者とお話しした時のこと。
会社の強みを尋ねたところ
「顧客との粘着度」
だと言います。
技術でもなく、開発能力でもなく、人材でもなく、
真っ先に挙げたのが顧客との関係性構築能力だったのです。
技術は特許を取得していたとしても
いつかは世の中に開示されてしまいます。
社内に秘匿していたとしても他社の技術開発により
追いつかれてしまう可能性はゼロではありません。
ところが顧客との強固な繋がり、
さらには繋がりを作るノウハウは可視化できるものではなく、
事業の持続可能性を力強く担保してくれます。
商品・サービス、あるいは技術は
事業を営む上でもっとも重要な土台となるもの。
しかし、その土台を生かすためには
無形資産を巧妙に張り巡らせてやる必要があるのです。
顧客からの声
私にとっての無形資産は
支援事例や顧客からの声が当てはまります。
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最近も経営者の方からメルマガの感想をいただきました。
このように感想を送ってもらえるのは何よりうれしいです。
毎回思うのですが、岡田さんの記事は説得力が強いです。
世の中の記事の多くは、切り出した How を中心にして
その切り出した How 周りの小さな閉じた Why で根拠づけをしますが、
岡田さんは、課題の本質(ビジネス案件であれば「顧客」・経営であれば「従業員」)から
論を組み立てておられるからです。
弊社として、これらの原理・理念・哲学を
どのように具体化して社会貢献をしていくのか、
今後もご指導のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
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