地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

年末年始に読もうとしている本

今読んでいるのは
池波正太郎の「真田太平記」です。
12巻の9巻の途中。

年末年始は他の本を読もうと思っています。

ゼロ・トゥ・ワン ピーター・ティール

私は今年45歳。
ということは寿命があと35年くらい。
さらに考えると、
社会人として実稼動できるのは
あと25年くらいでしょう。

社会人人生の前半15年は家業の茶わんやで過ごしました。
その後、ご縁に恵まれて中小企業支援家に転身。
まもなく7年目を迎えようとしています。

あっという間に時間は過ぎていくもので
そろそろ残り時間を意識しながら
行動しなくてはいけないなと考える日々。

何か新しいことを始めるのに年齢制限はありませんが
後悔しないうちに早めに立ち上げるのに越したことはありません。

起業するのか、
別の会社で経営に携わるのか、
同時に中小企業支援家を続けるのか。

自分の人生の選択肢を担保しておくためにも
アンテナは常に掲げておきたいと思っています。

そんなことを考えながら
年末年始にふさわしい読書をしたいと思っていて、
積読状態になっているリストを眺めたときに
ふと目に飛び込んできたのがこの本でした。

人の手垢のついたような事業ではなく
多くの人が認知していない事業を生み出すには
どうやらこの本が参考になりそうです。

https://amzn.to/3GqjTfe

マルクス・アウレーリウス 自省録 神谷美恵子

家業を飛び出して、
それまで関わることのなかった人々と接すると
「生き方」「在り方」を強く持つ必要性を痛感します。

自分がどうありたいのか、
死ぬまでに何をしたいのか、
今日が人生の最後の日だとしてどう過ごしたいのか。

世の中には良くも悪くも
びっくりするような人がいるわけで、
家業の限られた世界では出会うこともなかったでしょう。

そうした人たちに左右されることなく
自分が一度の人生を真っ当に生きていくには
「生き方」「在り方」を
しっかり持っていなくてはいけないと痛感します。

塩野七生の「ローマ人の物語」を読了したのは
去年のことでした。
途中まで読み進めていたものの
何年も中断してようやく読み終えたもの。

あくまで歴史小説であるとは理解していますが
ローマ帝国が生まれてから消滅するまでを
わかりやすく理解することができました。

五賢帝最後の皇帝、
マルクス・アウレリウスの思考をたどりたいと思います。

https://amzn.to/3CaYkNc

積まれている本

次にどの本を読むのか検討するのが楽しかったりします

ジョブ理論 クレイトン・M・クリステンセン

ある社長に教えていただいた本。
読まずに放置してしまっていました。

「小手先の技術を身につけているかどうかよりも、
顧客の真の課題を聞き出す能力の方が重要」
という持論を述べていたのがその社長でした。

中小企業支援業界に身を置いていると
支援メニュー(らしきもの)を押し付けようとする
経営コンサルタントや専門家に遭遇します。

悪意を持ってそうしているわけではないのですが、
果たして顧客の困りごとを正しく認識しているのかなと
疑問に思うこともしばしば。

また「営業をしてください」と助言すると
営業を顧客に媚びへつらうこと、
あるいは無理に商品を販売することなどと
勘違いしている人がいらっしゃいます。

「営業は好きじゃないんだよね」
「技術を理解してくれる人に売れればいい」
などと言われてしまうのですが、
営業は顧客の困りごとを先回りして解決する仕事です。

顧客の真の課題を解決することについて
どうやら書かれているようですので
中小企業支援にも役立つのではないかと期待しています。

https://amzn.to/3WxAXoX

関連記事

TOP