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コラム

文章を書き続けていると何が起こるか

このブログを毎日更新し始めて、
7ヶ月が経ちます。
文章を書き続けていることで何が起こるでしょうか。

完成された文章を書こうとは思っていない

最初の頃は
「きちんとした文章を書かなくてはいけない」
「誰かに読まれていたらどうしよう」
「役に立つことを発信しなければ」
といったことを考えていて、
なかなか筆が進まないこともしばしばありました。

そのような時は
過去に書きかけて放置していた文章を再構成したり、
メディアに掲載された原稿に手を加えたりと
工夫?をして乗り切ることもありました。

最近は頭を悩ますこともだいぶ減っていて、
数日内に起こったことを思い浮かべ
「さて何を伝えようか」と少し検討すると
自然と文章が書けるようになりました。

30分でテーマを決めて
ざっと書き出し、文章の骨格を作ります。
夕食後の30分で
文章を仕上げてアップロードします。

プロの文章家ではないので、
100%の完成度は自分に求めません。
重要なのはその時々のメッセージを可視化すること。

想定している読者である
・地方中小企業の経営者
・これから開業しようとしている士業
・私の顧問先や見込み客
にその日、私が考えていることを
ブログを通してお披露目している感覚です。

文章を書き続けて起きた変化

こうしてブログを毎日更新して
文章を書き続けていると
自分に変化が起こったのを体感しています。

まず、
伝えたいメッセージに
ブレがなくなりました。

元々、地方中小企業の経営者だった私。
行政や支援機関生え抜きの
「支える側」しか知らない人ではありません。

かつては業績が悪化し続ける家業で
大手コンサル会社に振り回されたり、
取引金融機関との関係性構築に腐心したからこそ
中小企業支援家として伝えたいことがあります。

毎日文章を発信し続けることで、
自分が伝えたいと考えるメッセージが
より研ぎ澄まされてきたように感じているのです。

頭の中だけで考えていると、
思考は次から次に生み出され、
時間の経過と共に流されていってしまいます。

一方で思考を可視化、
つまり文章で読者に伝えるように努力すると
ひとつのテーマを掘り下げて考えるようになり
無駄が削ぎ落とされていきます。

日々、事業者とお話しする日々が続いていますが
中小企業支援家としての軸、姿勢を
より明確に持つことができるようになりました。

タイピングする人の手元

効率よく文章を書くにはタイピング技術も重要です

文章は資産になる

ホームページやブログを読んだ方から
講演の仕事が入ったり、
顧問契約を求められたりと
直接的な売り上げをいただいています。

一方で、
同じくらい効果を感じているのが
蓄積された文章が資産になっているということ。

1000から1200字の文章を
200日以上書き連ねているので
ざっと合計20万字は思考を可視化できています。

重複している内容もありますし、
完成度はバラバラ。
それでも20万字の資産を生み出せています。

一般的な新書やビジネス書の文字数が
8万から12万字だそうなので
1冊分を優に超える分量。

ご縁があって進み始めている出版プロジェクトでも
全くゼロの状態から動き出すのと
20万字の蓄積があるのとでは
初動が異なってくるのは当たり前です。

毎日言葉を紡ぎ出しているからこそ
思考の「貯金」を増やすことができています。

このブログを書いている今は、
関与先の社長をお手伝いするために東京へ移動中です。
荷物の軽量化のために
MacBookではなくiPadで書いています。
今日も変わらず朝30分の時間をブログの執筆にあて、
思考を整えてから仕事を始めます。

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