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コラム

メディア掲載に至った経緯と背景

主なメディア掲載実績を取材の経緯も含めてご紹介します。

日経ビジネス2015年8月14日号
敗軍の将、兵を語る「京老舗、顧客離れに抗えず」

家業の事業譲渡の経緯を
最初に取材してもらった記事です。

2015年3月に家業の代表取締役を退任し、
まだ呆然としている時期に
投資ファンド経由で取材依頼がありました。

当初は前向きではなかったのですが、
毎号楽しみに読ませてもらっていた記事が
まさに「敗軍の将、兵を語る」でした。

地方中小企業の経営者にとって、
日本を代表するような大企業の成功談よりも
「踏んではいけない地雷」から
学べることの方が多いと考えています。

かつての自分が学ばせてもらった恩があるので、
恥を忍んで取材を受けることを決めました。

この記事のコピーは
中小企業支援家に転身するきっかけとなった
公募に手を挙げる際に添付しました。

後から聞いたところによると、
審査員はこの記事を読んでくれており、
「こうした経験があるのなら
地方中小企業の経営者の声に
丁寧に耳を傾けてくれるだろう」
と採用を決めたそうです。

日本経済新聞2019年11月1日
私見卓見「事業譲った経験談生かせ」

日経新聞の
読者投稿欄「私見卓見」に
ふと思いついて寄稿したものです。

きっちりと文章はまとめましたが、
どうせ取り上げられることはないだろうと考えていました。
官僚とか学者に執筆依頼があるのだろうなと
勝手に思い込んでいたのです。

しかし、メールで送信後、
翌日には記者さんから連絡がありました。
数回のやり取りを経て、文字数の調整などをし、
無事に掲載されることになりました。

特に士業などの専門家は
こうした投稿欄に取り上げられることで、
メディア掲載の実績とすることができます。

私の場合は、この寄稿をきっかけに
講演のご依頼にも結びつきました。

日経トップリーダー2020年3,4月号
「老舗たち吉を売った理由」

出版をしたいと考え、
無謀にも日経BP社を訪問したのが2019年。

出版は困難との返事をもらったのみでしたが、
後日、私の講演を
取材してもらえることに繋がりました。

その講演の様子を書き起こし、
さらにインタビューと資料を元に
記者さんが執筆してくれたのが本記事です。

社長就任の経緯から、
投資ファンドに家業を渡すまで、
さらには中小企業支援家に転身した現在の姿までを
丁寧に記事化してもらうことができました。

当時の出版の構想は実現しませんでしたが、
結果、自分で書くよりも
良いものを残すことができました。

日経BP社単行本
2022年6月発刊「なぜ倒産 令和・粉飾編」

上記の日経トップリーダーの記事は好評だったようで、
その後、連載をまとめた単行本にも収録されました。

いくつかの倒産事例と共にまとめられ、
実名で登場しているのは私のみ。

サブタイトルが「令和・粉飾編」となっているのには
率直に言って困惑しましたが、
記者さんからは

『粉飾をしてしまうと、
正しい現状分析ができないのはもちろん、
破綻後の再生が、企業としても、経営者個人としても難しくなります。
そのことを読者のみなさまに、深くご理解いただくために、
この本で唯一、実名で当時のことをお話しいただき、
新しい人生を前向きに切り開いている岡田様の事例を、
「粉飾しなかった経営者はこうなった」という形で、
本の最後に、冒頭のケースと対比する形で置きました。』

とのコメントをいただいています。

なぜ倒産 令和・粉飾編

家業を事業譲渡した経緯を取り上げてもらいました

 西日本新聞「商いのヒント」
2021年4月〜2022年3月連載

地方中小企業の経営支援を行う過程で、
西日本新聞には
いくつもの記事を掲載してもらいました。

そのご縁で支援事例を連載して欲しいと要望があり、
1年間ほぼ隔週で寄稿させてもらいました。

どの事例を取り上げるか、
どのような写真を掲載するか、
どのような表現にすれば
読者にわかりやすく伝わるかなど、
いろいろと配慮が必要で
良い鍛錬になりました。

記事化されたものは大変好評で、
中小企業支援家としての私の
重要なポートフォリオになっています。

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