地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

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コラム

情報を搾取しようとする人との距離の取り方

私のように無形の商品・サービスを取り扱っていると
無償で情報を得ようとする人が寄ってくることがあります。
どのように対処しているのかを書いてみます。

無形の商品・サービスを売る仕事

私の仕事は
地方中小企業の売上アップを目的に
知恵とアイデアを提供することです。

教科書にあるような内容を
そのまま押しつけることはありませんし、
SWOT分析だとかをするだけで
問題点の指摘に留まることもありません。

私の提供する知恵とアイデアを元に
経営者の具体的な行動を促し、
成果を掴み取ってもらうのがゴールです。

中小企業支援家としてのご支援事例

2017年に中小企業支援家に転身してから、具体的にどのようなご支援をしてきたのかをまとめました。 ※メディアに支援事例として掲載されたものだけを抜粋しています コンサルティングの主役はあくまで事業者です。私の基本的な立ち位置は経営者のための「踏み台」のようなもので、行動するのも成果を得るのも…

メディアで取り上げられている事例だけでも
上記のようなものがあります。

また、
一部の関与先にお送りしている
メルマガのコラムも好評です。

ある経営者からは

いつも楽しみにして拝読しています。「品質」「商標」「ブランド」のコラムはとても説得力がありました。弊社が取り組んでいる体制づくりも「品質」を実現する位置付けですので、問題発生時の対処方法とそれを実現する体制について、改めて考えております。

と感想をいただいたこともあります。

情報を搾取しようとする人

さて、
こうした無形の商品・サービスを
取り扱っている私。

困ったことに、
無償で情報を得ようとする方が
たまに寄ってきます。

例えば

「自社の情報発信の効果が無いので
どうしたら良いか意見を聞きたい」

「家族が創業したものの行き詰まっている、
ぜひ今度、話を聞いてやってほしい」

といった感じです。

いずれも悪意はまったく無いのですが、
いざ時間を割いてみると、
無償で私のコンサルティングを受けたい様子。

しかし、私は顧問先から報酬をいただいて
生活を成り立たせているので、
無償でコンサルティングを行うわけにはいきません。

「昔からよく知っているから」

「自分になら時間を割いてくれるだろう」

「食事の席でならアドバイスをもらえるだろう」

といった発想なのでしょうが、
率直に言って迷惑です。

中でも多いのが、
食事の席を設ければ、
無償のアドバイスをもらえると考えている人。

貴重な時間を2、3時間も拘束され
食べたくもないものを食べて、
さらに無償でアドバイスをさせられるなんて
とてもじゃないですが割に合いません。

このような方たちの相手をしてしまうと
きちんと安くない報酬を支払って
契約してくれている顧問先に失礼です。

寿司屋のカウンター

食事の時間に仕事の話はしたくありません

搾取しようとする人への対処

無償で情報を搾取しようとする人から
声がけされた時には

・公開している取組事例だけをお伝えし、
個別の相談内容には言及しない

・改めて業務として
ぜひ依頼して欲しい旨を意思表示する

・何度も繰り返すようならご縁を断つ

というように対処しています。

私も慣れないうちはついつい、
相手をしてしまったことがありました。

しかし一度でも
無償のサービスを提供してしまうと、
2回3回と続きかねません。

毅然と断ることができないのであれば、
上記のようにのらりくらりと
個別アドバイスを回避するのは有効。

唯一無二のコンサルティングを
顧問先に提供できていると思うからこそ
例え知り合いであったとしても
無償でサービスを提供することはできません。

私の提供するコンサルティングに価値を感じ、
きちんと対価対償を支払っていただける方と
長く関係性を築いていきたいと思います。

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