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コラム

自動車を手放したら自由になった話

4月に引っ越すまで、
ひとり1台、
自動車が必要な地域に住んでいました。

コンビニに行くのも自動車で

数ヶ月前まで住んでいたところは
同じ県内でありながら、
自動車がひとり1台必須の地域でした。

東京出身の私にとっては
そういう地方があることは理解しつつも
実際に住んでみると驚きの連続。

例えば
・JRを利用しているのは学生がほとんど
・自転車を使っている人が少ない
・コンビニに行くのも自動車が必要
といった感じです。

最初2年は単身赴任で、
その後、家族を呼び寄せて
住民票も移すことに。

真っ先に手配したのは
妻の自動車を購入することでした。

自動車がないことには
買い物にも行けませんし、
出かけることもままなりません。

もちろん私の通勤も自動車。

当初は古い軽自動車で、
家族を呼び寄せてからは
安全装備が充実している外車に
乗り換えました。

また自動車通勤をしていると、
飲み会の翌日が面倒なことに。

アルコールが残っているかもしれないので、
妻に送ってもらったり、
JRを利用することになります。

自動車を手放したら負担が減った

その地域での仕事に一区切りをつけ、
この4月からは都市部に引っ越しました。

バス停も近くに複数あり、
地下鉄の駅までも10分くらい。
この際、思い切って
自動車を2台とも手放しました。

代わりに行ったのが
・カーシェアリングの会員登録
・家族人数分の自転車購入
です。

カーシェアリングは
以前、京都市内に住んでいた際にも
オリックスをよく利用していました。

ところが、
引っ越し後の周辺にはタイムズばかり。
そこでタイムズの会員証を
新しく取得することにしました。
アプリ上で解錠から施錠まで
できるので便利です。

自転車も、
同じく以前は保有していたのですが
自動車生活になり、手放していました。
この際改めて、中学生になった
息子の分も含めて買い直し。

こうして自動車を手放すと
経済的にも気分的にもすっきりしました。

理由を考えてみると
・思っていたより費用が掛かっていたことを実感
・給油やオイル交換、車検のことを考えなくて済む
といった要因が考えられます。

まず自動車を保有するための費用。

駐車場代、ガソリン代、車検代、保険代など
自動車保有に伴う費用がすべて消えました。
生活必需品である地域に住んでいれば、
これらの費用は迷わず出費せざるを得ないもの。
もちろん自動車購入の費用も掛かってきます。

これらの金銭的負担がなくなり、
「あれ、最近思ったよりお金が残るな」
ということに気付きました。

次にメンテナンスに気を配らなくて済む点。

通勤や買い物で毎日乗っていると、
ガソリンはどんどん減っていきます。
遠出することがなくても、
週1回は給油している状態でした。

「どのタイミングで給油しようか」
というのを考えなくて済むようになっただけでも
心理的負担が大きく減りました。

洗車機を利用している様子

洗車機が混んでいるとがっかりしますよね

自動車を手放して自由になった

趣味ややむを得ない理由で
自動車を保有するのならともかく、
交通の便利が良い地域に住むのなら、
わざわざマイカーを保有する理由はありません。

身軽に生きるためにも
不要な資産を手放すのは重要な判断です。

私自身は
大型二種免許も持っていますし、
本来は乗り物大好き。

でも
そもそも必要でないのに保有し続けたり、
必需品でもないのに
大きなサイズの自動車を乗り回したり、
ローンで無理してまで
身の丈に合わない自動車に乗ったりするのは
私には賢い生き方とは思えません。

価値観は様々ですが、
私の場合は自動車を手放し、
生活がすっきりして大満足です。

自動車保有のいろいろから開放され、
自由になったことを実感する日々です。

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