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コラム

士業マーケティングの第一歩は情報発信

社会保険労務士試験の結果が発表されたそうです。
合格された皆さま、おめでとうございます。

今回は残念な結果だった方も
ぜひ再挑戦していただき、
次こそはお仲間になれたらうれしいです。

最初の契約を取るために必要な思考

社会保険労務士試験の場合、
丸暗記による力押しで
どうにかなるものではないものの、
基本的にはテキストを
暗記するところから勉強がスタートします。

その結果、
試験に合格した後も
同じような勉強を
やむくもに続けてしまう方が多いようです。

他の資格に挑戦したり、
専門書を読みふけったり。

これまでの勉強のクセが脱けないというか、
同じように勉強し続けることで
営業活動から逃げているのではないでしょうか。
心が落ち着くのでしょうね。

試験に合格した後に必要なのは
潜在的な見込客から選んでもらうことです。

つまり仕事を受注すること。

そのためには
まず自分が何者であるかを開示しないことには
検討の土俵にすら乗りません。

自分が何者であるのか、
具体的には

  • どのような経歴を歩んできたのか
  • なにが得意なのか
  • なにが苦手なのか
  • どんな生き方を志しているのか
  • どういう仕事を受注したいのか

こういったことを
積極的に情報発信することで
潜在的な見込客の目に留まりやすくなります。

士業への支援事例

私が士業へのご支援をした事例です。

開業間もない行政書士の方には
小学生向けの特別授業を行ってもらいました。

その様子がメディアに取り上げられ、
「仕事を頼むなら、
社会貢献していたあの先生に依頼しよう」
と案件の受注に繋げることができました。

もう一つの事例は税理士の方でした。

この方は空き瓶回収事業も手掛けていましたので、
お寺とコラボした回収拠点を設けることにしました。

その結果、
ご本人には「空き瓶回収量の増加」、
お寺には「地域との関係性構築のための場作り」、
空き瓶回収に協力した地域の人は
社会貢献への参加という三方良しが実現しました。

もちろん
「地域に社会貢献している税理士がいる」
ということで税理士事務所の認知度向上に
繋がったことは言うまでもありません。

この二つの事例は
どちらも私がお手伝いしたので
プレスリリースを発行し
大きな効果が生まれるような仕掛けをしています。

しかし、
プレスリリースを発信せずとも、
個人でコツコツと情報発信すればよいのです。

潜在的な見込客に自分の個性と世界観を届け、
何より嫌われてしまう売り込みをしなくても
選んでもらえるようにすることは可能です。

太宰府天満宮と白梅

試験勉強をやりきったら最後は神頼みです

「知ってもらうための情報発信」を今すぐ始めよう

試験に合格した後に
すぐに始めるべきは
自分を知ってもらうための情報発信。

法改正情報や知識を発信するのは意味がありません。

繰り返しますが、必要なのは
「自分を知ってもらうため」の情報発信です。

私の場合は
このブログとFacebookが
主な情報発信手段です。

Facebookは年々利用者が減っている印象で
これまで繋がった人とメッセンジャーで
やり取りするための手段になりつつあります。

そのため現在の情報発信手段は
このブログがほぼすべて。

noteを使うことも考えましたが、
自分の情報発信のベースを
プラットフォームに依存することに
違和感を感じたので今は使用していません。

この先、
有料コンテンツを販売するときなどには
利用させてもらうかもしれません。

このブログをきっかけに
講演の依頼をいただいたこともありますし、
出版社から声が掛かったこともあります。

士業マーケティングの第一歩は
自分の個性と世界観を伝える情報発信です。

いつから始めても
遅いということはありません。
知ってもらうための情報発信を継続し、
見込客から選んでもらう仕組みを作りましょう。

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