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コラム

ホームページを作って1年経ちました

昨年の9月末にこのホームページを開設しました。
1年経って考えたことを書いてみます。

ホームページは最低限必要な武器

技術系の経営者とお話しした際のことです。

シニアと呼ばれるくらいの年齢の経営者さん。
技術開発に掛ける意気込みは強く、
かつては多くの企業から
共同研究を持ちかけられていたと言います。

ところが年々、その件数が減少。
とうとう最後のプロジェクトが終了してしまいました。

文系の私がお伺いする限りでも、
未だに保有する技術力は高い水準で、
まだまだ売上を伸ばす余地はありそうです。

ところが問題はホームページにありました。
コンテンツが不足していて、
その会社の強みを十分に伝えられていないのです。

これでは技術力を世界に発信することができません。

また長期間、更新していないため、
企業のホームページとしては
少し古くさい感じがしてしまっています。

経営者とお話ししていると、
そろそろご自身の足跡も
記録に残していきたいとのこと。

私はぜひそういった文章を
コツコツとホームページに
掲載していくようにお伝えしました。

今後はWordpressを使い、
ホームページを更新していくとおっしゃっています。

情報発信に重要なのは継続すること

この会社のように技術力があったとしても、
その魅力を自ら発信しなければ
潜在的な顧客の目に留まることはありません。

「本業が忙しいから情報発信に手を掛けられない」
「何を発信すれば良いのかわからない」
「文章を書くのが苦手だから誰かに書いてもらいたい」

このような思考をしてしまう人は
いつまで経っても、
情報発信から得られる成果を
実感できることはないでしょう。

情報発信に必要なのは
まず始めること
そして継続すること
この二つです。

特に継続できない方がほとんどなので、
逆に言えば、継続できさえすれば
成功の確率がグンと高まります。

wordpressの設定画面

WordPressでホームページを作っています

ホームページは仕事の受け皿になる

先日、某団体で講演の機会をいただきました。

担当者とお話ししたところ、
家業を事業譲渡した経緯の新聞記事に目が留まり、
講演を依頼しようと思いついたとのことでした。

日経電子版「スキルアップ塾」に掲載

日経電子版「スキルアップ塾」というコーナーに 江戸時代から続く家業を 投資ファンドに事業譲渡した経緯を連載してもらいました。 なお、内容は 日経トップリーダー2020年3,4月号と 単行本「なぜ倒産 令和・粉飾編」に 収録されているものと同じです。 ※私の事例は粉飾するような企業の…

日経BPの書籍に取り上げられました

家業を事業譲渡した経緯を 日経BPの書籍で取り上げてもらいました。 過去に日経トップリーダー誌に掲載された記事の再録です。 なぜ倒産 令和・粉飾編 ― 破綻18社に学ぶ失敗の法則 家業の事業譲渡について 私は江戸時代から続く家業を 投資ファンドに事業譲渡したことがあります。 陶…

その後、このホームページに辿り着き、
「ホームページがきちんとしていたので
問い合わせしようと思った」
とおっしゃってもらいました。

今回の場合、
せっかく講演講師として検討してもらっても
依頼の窓口が不明確であったり、
そもそも活動の実態が伝わらなければ
発注には至らなかったかもしれません。

士業や個人事業主にとっても
仕事の受け皿としてホームページは重要です。

私の場合は
年間数万円のドメイン・サーバー維持費を
このホームページに費やしています。
その他、大きな費用は掛かっていません。

一方、
コンテンツを充実させることには
手間を掛けています。

自分が何者であるのか、
どういった道を歩んできたのか、
何を提供できるのか、
どのように連絡を取ることができるのか。
毎日、ブログを更新しているのもそのためです。

こういった情報を発信するには
人に頼るのではなく、
まずは自分で手を動かすことが必要。

現在は、
インターネットの検索に引っかからない事業は
この世の中に存在していないのと同じです。

ぜひ自分の手で情報発信を始め、
自分の個性と世界観をコンテンツにし、
潜在的な見込客に
知ってもらうきっかけを作りましょう。

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