地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

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コラム

「支援をして失敗したことはないのか」という質問に対する答え

講演や視察の際に必ずもらう質問に
「失敗事例を教えてください」というのがあります。

そもそもどういった支援事例があるのか

私が手掛けた中小企業への支援事例は
以下のようなものがあります。

中小企業支援家としてのご支援事例

2017年に中小企業支援家に転身してから、具体的にどのようなご支援をしてきたのかをまとめました。 ※メディアに支援事例として掲載されたものだけを抜粋しています コンサルティングの主役はあくまで事業者です。私の基本的な立ち位置は経営者のための「踏み台」のようなもので、行動するのも成果を得るのも…

支援事例はこの他にもいろいろありますが、
事業者のOKをもらえたものだけを
講演や視察の際に開示するようにしています。

もちろん、
上記のような原稿になっているものは、
事実関係を含めて
事業者に確認してもらい、
細かい表現まですり合わせています。

こういった支援に取り組むにあたって、
マニュアルやノウハウのようなものはありません。

例えば、
製造業であるならば○○をすれば、、、
飲食業であるならば△△をすれば、、、
といった支援は行っていないのです。

ではどのように支援を行っているかというと、
それぞれの事業者の実質実態に合わせて、
私が「知恵とアイデア」を提供しているのです。

「踏み台」を使うか決めるのは事業者

具体的には
1.事業者の「真の強み」を可視化する
2.その強みをテコにして
消費者に知ってもらうきっかけを作る
3.情報を発信し続ける
4.顧客と関係性を構築する
といった取り組みを提案しています。

これらの取り組みは
基本的に大きな金銭的コストを要しません。

事業者の覚悟と手間は必要ですが、
実行するからには一定の成果が必ず生まれます。

実行するかどうかは事業者次第、
私はあくまで知恵とアイデアを提供します。

その知恵とアイデアを利用するかどうか、
例えるなら「踏み台」に足をかけて、
これまで手の届かなかった果実に
手を伸ばすかどうか決めるのは事業者なのです。

熊手

支援事例では成果をわかりやすく伝えるように心掛けています

失敗事例が生まれない理由

こういった支援のスタイルなので、
私が提供した「知恵とアイデア」を実行した結果、
失敗、つまり損失を発生させてしまうことはあり得ません。

ギャンブルのような
当たるか当たらないかわからない、
新規事業に挑戦することはないのです。

また、
大して価値のない商品を
消費者に押しつけるような
不毛な営業活動を行うこともないのです。

ましてや売上アップに繋がらない、
経費の節減だけを叫んだりすることもありません。

商売のごく基本に則った打ち手を行っていくので、
体力をすり減らしてしまうような痛手を負ったり、
資金を減らして苦境に陥ってしまうようなことは
起こり得ません。

世の中には
経営を支援しようとする人はたくさんいます。

そのほとんどは「診断」するのみ。
具体的な打ち手を提供してくれることはありません。

私が経営者をしていた時に出会った銀行員や
公的支援機関の相談員が当てはまります。
(それが悪いというわけではありません、くれぐれも)

次に多いのが「建前」だけを言う人。

経費を減らせだとか、
従業員を減らせだとか、
売れる商品だけ在庫しろと言ってきます。

大手コンサル会社や
会計士に多いタイプです。
(同上)

最後に残るのが
具体的な成果に結びつく提案をできる人。

私自身も地方中小企業の経営に携わっていたので、
何よりも成果を実感できる支援を心掛けています。

私が支援し「失敗」したことはありません。
なぜなら、
動けば必ず成果が出る打ち手しか提案していないからです。

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