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コラム

私が社労士業務を積極的にお受けしていない理由

社会保険労務士事務所の屋号を掲げていますが
労働・社会保険の手続き代行や労務管理のご支援は
積極的にお受けしていません。
その理由を書いてみます。

そもそも社会保険労務士とは何か

全国社会保険労務士会連合会のウェブサイトには
社会保険労務士について以下のように説明されています。

社労士は、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。
企業の成長には、お金、モノ、人材が必要とされておりますが、社労士はその中でも人材に関する専門家であり、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として、業務を行っております。
社労士は、企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。
職場や企業の悩みは、人を大切にする企業づくりの支援をしている、社労士にお任せください。

全国社会保険労務士会連合会「社労士とは」

つまり、
労働・社会保険関係と
労務関係の専門家というわけです。

具体的には
企業と顧問契約を締結し、
労務に関する相談業務を行ったり、
従業員の入退社に伴う手続きを行ったり、
といったことを行っています。

私が社労士業務を積極的にお受けしていない理由

こういった業務を行っている社会保険労務士で、
私も個人事業の屋号として
「社会保険労務士岡田事務所」を
掲げているわけですが、
実は社会保険労務士の仕事は
できるだけお受けしていません。

理由を挙げてみると

・優れた社会保険労務士の先生はいくらでもおり、
仮にその先生達とサービスの質を競っても
結局は「価格」の勝負になってしまう

・私の強みは
実際に地方中小企業の経営経験があることと、
その後、中小企業支援家に転身し、
数多くのご支援事例を生み出してきたことで、
社会保険労務士であることが強みではない

・社会保険労務士としての最低限の知識はあるが、
特に労働・社会保険手続きの実務経験が乏しい

といったところです。

そういうわけで、
これまで顧問先には
いわゆる経営コンサルティングのみを
行ってきました。

当ホームページでもご紹介しているような、
地方中小企業が売上アップを目指すための
知恵とアイデアを提供してきたのです。

中小企業支援家としてのご支援事例

2017年に中小企業支援家に転身してから、具体的にどのようなご支援をしてきたのかをまとめました。 ※メディアに支援事例として掲載されたものだけを抜粋しています コンサルティングの主役はあくまで事業者です。私の基本的な立ち位置は経営者のための「踏み台」のようなもので、行動するのも成果を得るのも…

社会保険の資格取得届

社会保険労務士は全国に4万人以上いるそうです

ありがたいことに社労士業務のお声がけもあります

ただ、
ありがたいことに、
ここに来て顧問先からは
「社労士業務も岡田に任せたいから、
嫌がらずに受けてくれ」
とお声がけがあります。

期せずして、
屋号の社会保険労務士としても
仕事を任せようとしてくれています。

私と対話して、
売上アップのための知恵とアイデアを手にし、
そのついでに、
労働・社会保険の手続き業務や
労務の相談もしておきたい。

そう考えてもらえているなら
ありがたいことです。

世の中には経験豊富な
社会保険労務士が何万人もいますが、
それでも私に仕事を任せようと
考えてもらえるのであれば、
関係性の築けている顧問先に限り、
社労士業務を行わせてもらおうと思っています。

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